劇音楽『アルルの女』の感想メモ

※木山さんについてを中心に書いています。鑑賞後の簡単なメモ書きです(後に改変するかも)。

劇音楽(演奏会形式)とのことで、演奏の合間に朗読がつきます。ちょうど曲紹介のように、曲の合間に朗読がある感じでした。なので、朗読劇とは若干異なるものでした。

曲の最中は、木山さんたちは演奏を見たり、お水を飲んだりしつつ、朗読のシーンにそなえます。木山さんはピアノの演奏が入るとそちらに目を向けてらしたので、やはりお好きなのかな。(プロフィールの趣味にピアノとあったので)

オーケストラや合唱が素晴らしかったです。ホールの特性か音楽がまるい粒子のように広がり、空気をいっぱい抱きこんでいく感じ。音楽に素養がなくて恐縮だけど、演奏技術もすごいみたいでした。

木山さんは一役だったのだけど、シーンごとにいろんな感情を表現されていて。朗読ごとにお芝居に集中して入っていくのを間近で見られて貴重でした。かっこいい。

個人的に印象的だったのは、20歳の若主人として周囲のすすめる結婚に決めるシーン。その時だけ一人称が『私』なのです(それ以外のシーンは『俺』)。木山さんが一人称が『私』の役をされるのって多分珍しくて。どこまでも静かな台詞で、心がざわめきました。(自分の好みでもありました)。

好みといえば、髪型やお衣装も素敵でした。後側はパーマではないので、するんとしてました(いつものかわいい(?)後頭部です)。髪型と衣装でどこか高貴な領主みたいな雰囲気で良かったなあと。

あと嫉妬から馬番に激昂するシーンで、声と音楽の入りとが重なるところがあって、高揚感がすごくあって良かったです。

音楽が本当に良くて、正直毎年やってくれないかなと思うくらいでした。楽しかったです。

参考

ストーリーについて

今回の演奏会について

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