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レジマーシャルデザインアーキテクチャ:自宅のように感じるように設計された職場ーArchitize(Pick up#010)
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レジマーシャルデザインアーキテクチャ:自宅のように感じるように設計された職場ーArchitize
■起こっていること
「resimercial design」は、自宅の快適さを職場に取り入れることに重点を置いており、従業員の健康と幸福感を優先することで、生産性や全体的な仕事の満足度も向上さる。
※「resimercial design」は「レジデンシャル(住宅)」と「コマーシャル(商業)」を組み合わせた造語
最高の住宅と商業のデザイン戦略を組み合わせたこれらの6つのレジマーシャルスペースは、現代のオフィスデザインの最前線にある居心地の良い快適な環境の素晴らしい例を紹介している。
下記がその6つの事例。
①The Vibes By Infinitive Architecture, Hồ Chí Minh, Vietnam
②Venture X By Studio+, Naples, FL, United States
③The Coven By Studio BV, Saint Paul, MN, United States
④Smart Design Studio By Smart Design Studio, Alexandria, Australia
⑤GoodRx Headquarters By RIOS Santa Monica, CA, United States
⑥Office Brabant Studio Piet Boon, NB, Netherlands
■重要な理由
自然光、快適な家具、暖かい照明、柔らかなテキスタイル、植物など、家庭的な雰囲気を醸し出す要素と、シームレスなテクノロジーの統合を組み合わせたこの融合的なアプローチは、ダイナミックで魅力的な職場環境を作りたいと考える雇用者の注目を集めている。
■将来に与える影響
企業がトップタレントを引き付け、同様に重要なことに、人材を定着させようとする中で、レジマーシャルデザインは、ワークスペースを最適化するためのますます人気のある選択肢となっている。
■参考:オカムラ「WORK MILL」記事
レジマーシャルデザインについては、日本のオカムラが運営している「WORK MILL」でも取り上げられており、コロナ後オフィストレンドの「ウェルビーイング」向上手段のひとつとして捉えられている。
そして、レジマーシャルデザインに欠かせない、ウェルビーイングの向上を図る上での特徴として下記3つの特徴を考察している。
①コミュニケーションの促進
②ワーカーのオフィス内の機動性を高めること
③何よりリラックスできる空間であること
⇒リラックスした環境で、同僚とのコミュニケーションを図り、生産性の高い業務を生み出す。
あえて自宅ではなく会社オフィスで働くを選択し従業員に対する企業側の配慮のひとつとして、オフィスデザインに広がることを期待している。
※表紙画像:CoWomen/Upsplash