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エネルギーまちづくり塾を受講してみた!①

初noteです。ビビってます。が、楽しく書いていこうと思います。

最近というかここ数年、色々インプットする機会が多いのですが、アウトプットしないと全然身に付かんということを今更気が付き始めたのです。笑
ので、記録にもなるしnoteを書いてみようと思い立ったので、ぜひお付き合いください。

一応建築を学んではきたのですが、断熱やエネルギーは疎い部分もあったし最近いえづくりを進めてるのもあり、断熱に興味ありまくりだったので、界隈では第一線を走っている(と私が勝手に思っている)株式会社エネルギーまちづくり社さんがやってるエネルギーまちづくり塾の受講を、妻に受講料を内緒で勝手に決意しました。(もうバレましたが。)

その内容をレポートしていきたいなと思ってます。
構成は、オンラインで講義を20分程度、その後グループに分かれてディスカッション、全体でディスカッションの3部構成です。初めての方もいるのでまーまー緊張しますが、エネまち社の方々がとてもフランクで和やかな雰囲気でした。

1 最近多い自然災害の要因

最近というかもうここ数年ですが、台風やら大雨やらが多いですよね。かつ、被害がデカい。この要因は、海水温の上昇。じゃあなぜ海水温が上がっているのか。みなさんご周知の通り温暖化です。じゃあその原因は?聞いたことありますよね、温室効果ガスです。小学校とかで習ったんですよね、おそらく。いざそれって何か説明できるかと言われると、全然自信持って言えませんでした。社会人になっても学び続けることって大事ですね。調べたら温室効果ガスって7つくらい種類あるらしいです。その中でニアリーイコールで語られるのが、二酸化炭素です。大気への排出量が一番多いのがこいつ。なので脱炭素、脱炭素と叫ばれているわけです。

2 このままいくと危険な地球

数値を知ることで改めて危険さを実感しましたが、産業革命(1880年代)以降から2010年までに、気温は0.85度上昇しており、気温が高くなったことによる海水面の上昇は19cm上昇しているようです。これが今後続くと2100年には気温は4.8度、海水面は82cm上昇すると予測されいています。海水面が約1m上昇すると、日本の砂浜の約9割が無くなってしまうらしいです。ドラマにあった日本○没じゃないけど、リアルに水没してしまう地域もあるとのこと。

3 カーボンニュートラルの実現に向けて

というわけで、世界的に温室効果ガスの排出量を実質ゼロ(カーボンニュートラル)にしないとダメだよねとなっています。実質というのは、排出量をゼロにするのは現実的に無理なので、排出量から吸収量や除却量を引いた際に差し引きゼロ、正味ゼロを目指そうということです。日本では、昨年菅前総理が2050年までにカーボンニュートラル、そのために2030年までに2013年度比で温室効果ガス46%削減を目指すと宣言しています。削減すべき大きな分野としては、ざっくりいくと、産業(工業など)、運輸(車)、業務(住宅以外の建築物)、家庭(住宅)という感じ。その中でも、建築に関わる業務と家庭だけで排出量の割合は約3割で、かつ4分野の中で今後の削減目標が一番高いのがこの二つの分野です。

https://www.env.go.jp/earth/211022/mat02.pdf

4 クッソ低い日本の家のエネルギー性能

そこで、建築物からのCO2排出量の削減におけるキーワードが断熱です。建築物の断熱をしっかりする→エネルギー性能が高くなる→エネルギー消費を減らせるので二酸化炭素の排出量を削減できるというわけです。しかし、日本の住宅や建築物の省エネルギー性能の低さはクッソ低いです。断熱性能の指標としてUa値(ユーエーチ:外皮平均熱貫流率)というものがあり値が低い方が性能が高いのですが、日本の現行の省エネ基準で最高等級とされているものが0.87で、未だ義務化されていない。一方、欧米などでは0.4前後で義務化。倍近く性能が低いのに、義務化すらされていないという状況です。ヤバいですね、日本。遅れてます。もちろん国の基準はということで、HEAT20のG2、G3というレベルやパッシブハウスなどというより高い高性能な基準で建てられている工務店なども最近は出てきています。2050年にまだ建っているであろう今まさに建てられる新築の建築物については、基準を上げるとともに義務化をしないと、カーボンニュートラルの実現には程遠いというわけです。

5 面白かったこと

ディスカッションの中で面白いなと思ったのが、この脱炭素に向けて一番頑張っているのはビジネス業界だということ。環境団体とかそういうところなのかなと勝手に思っていたけど、企業です。特に金融業界。災害が多くなると、保険金を払わなきゃいけなくなるとか、環境面をないがしろにしている企業は融資を受けられなくなる、いわゆるESG投資とか、ビジネス業界に大きな影響が多いからとのこと。地球のために!とか、未来の子供達のために!とかは大義的にもちろん大切だけど、現実はかなりリアルなんだなと感じました。


長々読んでいただきありがとうございます。
塾が週一なので、挫折しなければ随時レポートしていきたいと思っています。笑

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