桜井 健太/Kenta Sakurai

仙台市在住。1988年生まれ。男性。食べること、呑むこと、建築やまち、あと最近できてないけど、バスケも大好き。 嫁一人、息子一人、娘一人。彼ら彼女らが、仙台のまちを住みたい、暮らしたいまちと思えるようなまちにできるよう日々悶々としています。

桜井 健太/Kenta Sakurai

仙台市在住。1988年生まれ。男性。食べること、呑むこと、建築やまち、あと最近できてないけど、バスケも大好き。 嫁一人、息子一人、娘一人。彼ら彼女らが、仙台のまちを住みたい、暮らしたいまちと思えるようなまちにできるよう日々悶々としています。

最近の記事

エネルギーまちづくり塾を受講してみた!12

ついに最後の回でした。最後は地域におけるゼロエネルギー化についての総集編的なお話でした。 1 世帯構成割合の変化 少子高齢化とともに単身世帯の増加の話が出ました。エネルギー消費の面から考えると、一人当たりのエネルギー消費量は単身世帯>戸建て>共同住宅のように集まって住むほど低くなる傾向が高いということです。ちなみに仙台市はどんなもんかと調べてみると、かなり単身世帯が多い方の自治体のようです。単身世帯が4割超えているとは知りませんでした。核家族を入れるとほぼ9割w さらに

    • エネルギーまちづくり塾を受講してみた!11

      今回はゼロエネルギー住宅地のつくり方について。いわゆる戸建ての住宅団地において、地域としてどのようにゼロエネルギーを目指していくかみたいなお話です。 1 配置計画と外構計画(ランドスケープ)の重要性 山形エコタウンの事例が詳しく解説されましたが、ポイントは配置計画とランドスケープかなと思いました。 一般的な?住宅街区のイメージだと南側に道路があり駐車場スペースと庭を南に取り、北側に寄せて建物を建ててというパターンで街区を形成し、北側の街区は南側の建物の影になってしまうみ

      • エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑩

        第4クールは地域のゼロエネルギーをどう実現していくかというところで、今週は市民の意識醸成のための断熱DIYワークショップについての回でした。 1 断熱性能の高い家が普及していない理由 実は日本で省エネ住宅が初めて謳われたのは、1970年代後半。大和ハウスが省エネ住宅としてソーラーパネルを載せた住宅を発売したようです。約40年以上経っていますが、省エネ住宅が普及しているとは言い難い状況ですね。感覚的には意識している工務店や施主がいてやっとって感じです。謳い文句として、光熱費

        • エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑨

          今週は公共建築の改修編でした。 今回は事例をもとにした講義だったので、それぞれまとめてみたいなと思います。 1 仙台市の事例=行政主導 新築編でもちらっと触れましたが、仙台市では公共施設の低炭素化を目指して、せんだいエネルギーまちづくりと銘打って、公共施設の断熱性能向上に向けた実証実験を行ってます。 幸町南小学校という学校の教室と職員室において、改修、新築、提案の3つの仕様を想定し、シュミレーション、施工、実測・分析、低炭素化の普及啓発という内容を行っています。教室につ

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑧

          さて、今週は共同住宅の改修編です。 賃貸と分譲それぞれで課題や壁が違うので、それぞれまとめてみました。 1 既存ストックの割合 新築編でも書きましたが、居住世帯のある住宅5366万戸のうち、一戸建てが2876万戸(53.6%)、共同住宅が2334万戸(43.5%)となってます。共同住宅は約4割ちょいストックとしてあります。 共同住宅に住んだことがないという人の方が稀でしょう。特に、初めての住まいの選択が賃貸アパートという方が大半ではないでしょうか。この初めての住まいこそ

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑧

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑦

          第2クールの新築編が終わり、第3クールの改修編に入りました。今週は住宅の改修編です! ちょっと今回は細かな技術的なポイント的なのもまとめとこうと思います! 1 住み繋ぐ価値 日本ってなんとなく、いえづくりというと新築するっていう価値観が多いですよね。中古マンションのリノベなどはちらほら耳にしますが、中古住宅を買って改修とかリノベーションってなかなかハードルが高いイメージ?なのかわかりませんが、家づくりといえば土地を買って新築!という人が大半ではないでしょうか。日本だと古く

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑦

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑥

          今週も楽しく書いていきます! 戸建て、共同住宅ときて、今回は公共建築の新築編です。正直すげー難しかったです。建築やってきておきながら、まだまだ知識不足を感じました。 そして、お膝元の話なので、耳の痛い話もありつつ、行政の縦割はなんとかできんもんかと改めて思いました。 1 地域最大の不動産オーナー 国や自治体ってすごい量の建物を所有しています。仙台市を例に挙げると、約360万㎡。東京ドームでいうと約78個!(言ってみたかった笑)ちなみにこれは公営企業と呼ばれる水道、ガス、

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑥

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑤

          完全にルーティン化してきました!良い傾向です。最後まで楽しく書いていこうと思います! 前回は戸建て住宅の新築編でしたが、今回は共同住宅の新築編です。 共同住宅の特に賃貸の場合って、断熱することによるコスト上昇と、光熱費が安くなるメリットが受けられない(住む人にメリットがいっちゃう)など、オーナーにとってのうまみがないので、どうやって断熱を進めていくのかなと個人的に疑問だったので、面白い回でした。 1 共同住宅ってどのくらいあるのか 新築の住宅のうち、いわゆる戸建てが約5

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!⑤

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!④

          第2クールに入りました!引き続き楽しくレポート続けたいと思います! 第2クールは、具体にどうやって省エネルギーな建築物を作っていくの?ということで少し技術的な内容になっていきます。今回は戸建住宅の新築編です。 1 省エネルギーな家は窮屈なのか 省エネルギーな家と聞いてどんなイメージが湧きますか?よく窓が小さくなるとか、気密性を高めることで息苦しい家になるとか言われることがあるらしいです。自分は特にそういう感覚はなかったので、へ〜そう思う人もいるんだという感じでした。で、

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!④

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!③

          なんとか少しずつルーティンになりつつあります!3回目のレポートです。 今回は、健康な生活のための建築物の省エネルギー基準についてです。 1 断熱性能の低い家の危険性 心疾患や脳血管疾患は1年のうちどの時期に多いか。11月〜3月の寒い時期に多いらしいです。それはなぜか。ヒートショックって聞いたことあると思うのですが、これが大きな原因として挙げられ、寒い時期に多いのです。寒い時期に、暖かくした部屋から極寒の廊下、脱衣室を通り、熱々のお風呂に入ることで、血管の収縮・膨張を繰り

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!③

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!②

          今週のレポートです。3日坊主にならないように楽しく頑張ります! さて、今回は地域の自立のための建築物の省エネルギー基準について。見出し画像との関係は読んで頂ければわかるかと。笑 1 日本はエネルギーをどこからどのくらい買っているのか 日本の輸入額の約1/4が燃料の購入費です。額にすると、約19兆円。途方もない額ですね。日本のエネルギー構成からすると化石燃料と言われる原油、石炭、天然ガスが約8割〜9割となってます。大事だよ〜と言われてる再生可能エネルギー(太陽光、水力、風

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!②

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!①

          初noteです。ビビってます。が、楽しく書いていこうと思います。 最近というかここ数年、色々インプットする機会が多いのですが、アウトプットしないと全然身に付かんということを今更気が付き始めたのです。笑 ので、記録にもなるしnoteを書いてみようと思い立ったので、ぜひお付き合いください。 一応建築を学んではきたのですが、断熱やエネルギーは疎い部分もあったし最近いえづくりを進めてるのもあり、断熱に興味ありまくりだったので、界隈では第一線を走っている(と私が勝手に思っている)株

          エネルギーまちづくり塾を受講してみた!①