今更はじめるJavaScript 基本構文チートシート
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今までJavaScriptを雰囲気で書いていたので改めて勉強中です。勉強の中で出てきた構文等のチートシートを作りたいと思います。わかりにくい箇所は構文と例示を両方載せました。
今回は基本的な構文等です。DOMの操作などはまた今度。
ダイアログボックスの表示
alert('hogehoge'); // 警告ダイアログボックスの表示。戻り値はundefined
confirm('hogehoge'); // 確認ダイアログボックス(はい、いいえ)の表示。戻り値はtrue(はい)、false(いいえ)。
promp('hogehoge'); // 入力ダイアログボックスの表示。戻り値は入力された文字列。
変数・定数の宣言
var hogehoge; // 変数の宣言のみ
var fugafuga = 'fuga'; // 変数の宣言と同時に代入。
const PIYOPIYO = 'piyo'; // 定数の宣言と同時に代入。
varの他にもletで宣言する方法もあり、有効なスコープが異なる。詳細は以下記事を参考に。
条件分岐 if文
// 単純なif文
if (条件式) {
// 条件が真のときに行う処理
} else {
// 条件が偽のときに行う処理
}
// else if文
if (条件式1) {
// 条件式1が真のときに行う処理
} else if (条件式2) {
// 条件式1が偽で、条件式2が真のときに行う処理
}
論理演算子
if文などの条件式で使う演算子。
&& // ~かつ~。例:A && B
|| // ~または~。例: A || B
! // ~ではない(否定)。例:!A
場合分け switch文
if文でも書けるけど、場合分けの際はこちらで書いた方が読みやすい。break;を書き忘れると後続のcaseの処理も実行されるため注意が必要。
switch (変数) {
case 場合1の値:
// 変数が場合1の値のときに実行する処理
break;
case 場合2の値:
// 変数が場合2の値のときに実行する処理
break;
default:
// どのケースにも該当しないときに実行する処理
}
ランダムな値の作り方
作りたいパターンの数が決まっていて、ランダムでいずれかのパターンを出したい場合は以下でできる。
// Math.random()は0以上1未満の数値をランダムに生成する
// Math.floor()は小数点以下を切り捨てる
var hoge = Math.floor(Math.random() * 作りたいパターンの数) + 1;
関数の宣言と呼び出し
何回も実行する処理は関数にまとめる。長ったらしい処理も機能ごとに関数に分割する。
// *関数の宣言
/*
function 関数名(引数1, 引数2, ..., 引数n) {
// 関数で実行する処理
return 戻り値; // 戻り値なしだとundefinedが戻り値になる。
}
*/
// 例
function getHoge(fuga, piyo) {
// 関数で実行する処理
return result;
}
// 関数の呼び出し
/*
関数名(引数1, 引数2, ..., 引数n);
*/
// 例
getHoge('fuga', 2);
繰り返し while文
同じ処理をある条件まで繰り返すときにwhile文を使う。for文でも代替可能だが、while文は繰り返し回数が決まっていない場合に便利。
// while文
// 条件式が真の間繰り返したいときに
while (条件式) {
// 条件式が真の間実行する処理
}
// do while文
// while文の繰り返し処理を最低1回は実行したいときに
do {
// 1回目と条件式が真の間実行する処理
} while (条件式)
繰り返し for文
同じ処理をある条件まで繰り返すときにfor文を使う。while文でも代替可能だが、for文は繰り返し回数が決まっている場合に便利。
// for文
/*
for (変数の宣言・初期化; 繰り返し条件; 変数のカウントアップ) {
// 実行する処理
}
*/
// 例:100回繰り返す
for (var i = 0; i < 100; i++) {
// 実行する処理
}
繰り返しの中断・スキップ
何らかの理由でwhile文やfor文の繰り返しを中断または次回までスキップしたい場合はbreak・continueを使う。
// 繰り返しを中断したい(while文を抜けたい)
while (条件式) {
// 実行する処理
if (中断する条件式) {
break;
}
}
// 繰り返しをスキップしたい(while文の先頭まで戻りたい)
while (条件式) {
// 実行する処理
if (スキップする条件式) {
continue;
}
// スキップされる処理
}
配列
複数のデータをまとめておける。インデックス(何番目のデータか)でアクセスする。
// 配列の宣言
// var 配列の変数名 = [データ1, データ2, …, データn];
var hoge = ['hoge', 'fuga', 'piyo'];
// 配列のデータにアクセス
// 配列の変数名[何番目か];
hoge[0]; // 0番目のデータにアクセス
// 配列のデータ数を取得
hoge.length;
オブジェクト
複数のデータをプロパティとしてまとめておける。配列とは違い、プロパティでデータにアクセスできる。
// オブジェクトの宣言
/*
var 変数名 = {
プロパティ1: プロパティ1の値,
プロパティ2: プロパティ2の値,
…,
プロパティn: プロパティnの値
}
*/
// 例
var hoge = {
id : 1,
name : 'fuga'
}
// オブジェクトのプロパティにアクセス
// 変数名.プロパティ;
hoge.name;
今回はここまで。DOMの操作などはまた今度。
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