「ClaudeMCP × Notion連携」学習計画・議事録・タスク管理をAIが自動生成!── 最強ワークフローで業務を加速しよう
■ 自己紹介
はじめまして。「サクサク」という名前でTwitterをやっています。
中学生ですが、AI技術に興味があります。
勉強を効率化できるだけでなく、趣味や生活のアイデアにも使えそうだと感じて、いろいろ試している最中です。
この前伸びた投稿があるのでそれのやり方について紹介したいと思います。
■ ClaudeMCP × Notionを連携するメリット
ClaudeMCP (Model Context Protocol)
ClaudeというAIと外部のデータソースをつなぐためのプロトコルです。AIが指示を受けたタイミングで、各種データベースやファイルを参照して情報を取得・書き込みできます。Notion
メモやデータベース、タスク管理などを一元的に扱える便利なツール。個人の学習からビジネス向けのプロジェクト管理まで幅広く使われています。
両者の連携によるメリット
AIが直接Notionに出力: Claudeに「こんな情報が欲しい」と指示すると、自動的にNotion上のページやデータベースに書き込んでくれます。
Notion上の情報をAIが参照: 逆に、Notionで管理しているデータを読ませることで、AIがより精密な提案や生成をしてくれます。
■ 僕の学習活用例:7日間のカリキュラム生成
カリキュラム作成の指示
例: 「○○分野の数学を1週間で網羅したいから、日ごとに学ぶ単元と練習問題を提案して」
Claudeが分野ごとに学習計画を作ってくれます。
Notionへの自動追加
生成された学習プランをClaudeが直接Notionのデータベースに書き込み。
あとはNotionで日別に確認するだけなので、管理がラクです。
追加問題のリクエスト
「難易度を上げた応用問題をあと5問追加して」と再度AIに指示 → 追加の問題がNotionに追記。
不足を感じたら随時指示できるので、カリキュラムを柔軟に拡張できます。
■ 大人でもワクワク!3つの具体例
1. 旅行プランの自動作成 & Notionへの保存
ClaudeMCPがBrave SearchなどのAPIを利用して観光情報や口コミを検索し、候補プランをまとめる。
例: 「○月に○○地方へ2泊3日で行きたいから、観光スポットと旅程を提案して」 → AIが作成。
AIがそのままNotionに書き込むので、チェックリストや旅程表を一度で管理可能。
日程や予算の変更があれば「予算○円以内に抑えて」と条件を再提示し、再計画してもらいます。
2. クリエイティブ活動のブレインストーミング
例: 「小説のプロットを考えたい。○○というテーマで、登場人物とあらすじを簡単に出して」
出力されたアイデアを自動でNotionのページに追加してストック。
後から「別の角度で考え直して」と追加リクエストすれば、さらに追記して世界観を深められます。
3. レシピの提案と管理
例: 「○○食材を3日分で使い切るレシピを考えて」 → Claudeが提案。
Notionのデータベースに直接レシピが追記されるので、買い物リストや工程を確認しやすくなります。
もっと短時間で作りたい、ヘルシーにしたいなどの条件変更も随時可能。
■ ビジネスでも便利!2つの例
1. タスクアイデアの一括生成
例: 「新製品の宣伝に必要なタスクを10個書き出して」 → Claudeがリスト化。
自動的にNotionのプロジェクトページに登録されるので、すぐにチーム共有可能。
追加で「1番目のタスクを詳しくする手順を5ステップで書いて」と指示し、詳細を追記。
2. 会議議事録の要点整理
会議テキストをClaudeに与えて「重要ポイントを5つにまとめて」とリクエスト。
AIがまとめた要点をNotionに追記することで、あとから見返すのも楽になります。
必要に応じて、さらに深い内容を再要約してもらうことも可能です。
■ ClaudeMCPとNotionを連携する手順
ここではWindows/Macの環境を想定しながら、ざっくりとした流れを説明します。詳細な手順や追加例は記事末尾のリンクをチェックしてください。
1. 必要なツールをインストール
Claudeアプリ
公式ページからダウンロード&インストール。Node.js (v18以上推奨)
Windows: Node.js公式サイトからインストーラーを実行。
Mac: pkgファイルをダウンロード&ダブルクリック。
node -vでバージョン確認。
Git
Windows: Git for Windowsでインストール → Git Bashなどが使える。
Mac: Xcode Command Line Toolsを入れればOK → git --versionでチェック。
テキストエディタ (VSCodeなど)
ターミナル / コマンド実行環境
Mac: 「ターミナル」
Windows: 「PowerShell」または「コマンドプロンプト」
2. NotionでAPIトークンを発行 & アクセス許可を設定
NotionのIntegrationsページで「New Integration」を作成。
インテグレーション名やワークスペースを選び、表示されたInternalトークンをコピー。
Notionのページで「Connect to」から先ほどのインテグレーションを選択 → これでAIがそのページにアクセス可。
ページのURL末尾にある英数字(32文字程度)がページID。必要なら控えておく。
3. MCP Notion Serverのセットアップ
# 1) リポジトリをクローン
git clone https://github.com/suekou/mcp-notion-server.git
# 2) 移動してビルド&リンク
cd mcp-notion-server/notion
npm run build
npm link
上記でnotion/build/index.jsが生成されればOK。
4. Claude Desktopの設定ファイルを編集
設定ファイルの場所
Windows: %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json
Mac: ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json
以下を追記(パスやトークンは自分の環境に合わせる)
{
"mcpServers": {
"notion": {
"command": "node",
"args": [
"/Users/YourName/Desktop/mcp-notion-server/notion/build/index.js"
],
"env": {
"NOTION_API_TOKEN": "先程取得したトークン"
}
}
}
}
他のMCPサーバーを追加する場合
たとえばSQLite用に"sqlite": { ... }を同時に設定したいなら、同じ"mcpServers"のブロック内に次のように並列で書きます。
{
"mcpServers": {
"notion": {
"command": "node",
"args": [
"/Users/USER_NAME/Desktop/mcp-notion-server/notion/build/index.js"
],
"env": {
"NOTION_API_TOKEN": "先程取得したトークン"
}
},
"sqlite": {
"command": "uvx",
"args": [
"mcp-server-sqlite",
"--db-path",
"/Users/USER_NAME/test.db"
]
}
}
}
これでNotion連携とSQLite連携の両方を利用できるようになります。
5. Claudeを再起動し、動作確認
Claudeを一度終了して再起動。
「Notionの○○ページにテスト文章を書き込んで」といった指示を出してみる。
ちゃんと書き込めていれば連携成功です。
■ まとめ
ClaudeMCPとNotionを連携することで、AIが直接Notionに情報を追加し、Notionに蓄積した内容を参照してさらに新しい提案を作る――そんなコラボレーションが可能になります。
僕自身は学習カリキュラムでその威力を実感していますが、旅行プランやレシピ作成、ビジネス上の議事録・タスク管理など、さまざまなシーンで役立つはずです。
最初のセットアップこそ少し手間がかかりますが、慣れてしまえば一気に作業効率や発想力が高まります。興味があれば、ぜひ一度試してみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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