心の奥底にあるもの。
最近、人のイヤなところばかり見えてしまって。
あー、心が疲弊しているなぁ…と。
(もちろん、その人には素敵なところがたくさんあるし、それも知っている)
考えなきゃいけないことを避けて、今やらなくてもいいことばかりに寄ってしまう。
そこで、昔読んだ本を読み返すことにした。
もう既に3回は読んでいるが、何度も初心に戻る事ができる本だ。
タイトルは「調理場という戦場」
作者の斉須政雄さんが、料理の世界を言葉で汲み取ってくれているからわかりやすくて、そこから生まれる気持ちや名言がとても心に染みる。そして、チクチク刺さる。痛いくらい。
一文に、「愛しているものがあったら、自由にしてあげなさい。もし帰ってくればあなたのもの。帰ってこなければ、はじめからあなたのものではなかったのだ。」という言葉があるが、これを見たときハッとさせられた。
大事にしたいものや人を大事にするが、自由にする。
未だに、自由がどの程度なのかわからないので、相手が望んだことを飲み込んだり、受け止めるようにしている。が、これが簡単なことではなかったり、今の自分のように心が疲弊しているとうまくできなかったりする。
自分に余裕があればある程、人のことを見たり、話を聞いたりできるのでその都度、考えることができる。
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今の自分には余裕がない。わかっている。
その為に何をするか…。少しずつやる。それだけ。
考えて行動するのがこんなに難しいのだから、生きてるだけで褒められたい!
夜明けが近づくと少しずつ悲しさとか薄れるから、朝は凄いなと思う。