【新米パパママにおすすめ】公認心理師が教える/幼児健診の歩き方/番外編#当日の注意点
こんにちは!
幼児健診の歩き方ナビゲーターの
のびしろ丸です。
今回は番外編として、健診の「当日の注意点」についてお送りします。
やはり「歩き方」と謳っているだけに
基本的な服装および持ち物などについても触れていなければ…という思いはあったものの、記事にするほどの内容かな…と二の足を踏んでおりました。
しかし。
来所されるママ(パパ)方が、ちょっとした行き違いとか、やりにくさを感じているのかなと思えるような場面を日々の健診の中で目にすると、事前に知っておいた方が安心かなと感じたことをお伝えしたいと思いました。
行政の通知は事務的で、必要最低限のことしか書いていません。もう少し丁寧に(1歳半健診ではなおのこと)、初めての方が半分はいるという認識に立って案内すればよいのに、とかつて受ける側だった人間としても思います。
自治体ごとに異なる点はありますが、少しでもスムーズに、安心して健診を受けられるために、普段健診に従事しながら気がついたことをお話しします。
◯服装
①靴
健診の実施は、地域の保健センターや健康センターなど、地域の公共施設が会場になります。
それぞれ建物の構造が違うため、会場ごとに靴を脱ぐタイミングが異なります。
これが結構厄介です。
入り口から土足禁止になる場合、受付後の待合室入室からなる場合、最初と最後は靴を履いて、中間のみ靴を脱ぐ場合…。
いくつかのフロアに分散させて会場を設営している場合もあるので、とにかく靴の着脱は頻繁です。
計測は事前にわかっていることなので、着替えしやすい格好で来られるのですが、靴は意外に盲点だったりします。
季節によって履きものは変わりますが、お子さんはもちろん、ママ(パパ)もワンステップで履き脱ぎしやすい靴で行くことが鉄則です。(かかとのある靴がベター)
1歳半健診では、たまにお子さんの靴の忘れ物もありますのでお気をつけくださいね。
②オムツ
1歳半健診では、オムツ着用のお子さんの方が多く、3歳児健診でも毎回数名いらっしゃいます。
3歳児健診では、大抵のお子さんは排せつはトイレで済ませることができますが、1歳児はオムツにそのまま出してしまいますよね。
計測前のタイミングで一度、どの程度排せつしたかオムツチェックをお勧めします。
結構な量をしている方もたまに見かけますが、オムツの中に沢山しているようなら、待ち時間の余裕をみて、携帯している替えのオムツに履き替えましょう。
そうすることで、より正確な体重測定ができます。
公共の場ということを気にされて、おむつ替えを遠慮される方もいらっしゃいますが、お子さんの為の健診ですので心配無用です。
(地域によって実情が異なる場合もあるかと思いますので、不明な点はスタッフにお尋ねください)
③髪型
身体計測では、身長体重のほかに頭囲も計測します。
頭囲は、額から耳の後ろを通って、後頭部までメジャーをハチマキのようにぐるりと一周回して測定します。そのため、ツインテールや編み込みのようなヘアスタイルの場合、正確に測定できないことがあります。
頭囲が平均を超えて大きい場合、稀ですが何らかの疾病が隠れている可能性も疑われますので、なるべく正確な数値を測るためにも、当日は計測に支障のない髪型でお越しいただければ安心かと思います。
④受付で渡すもの
当日の持ち物としてどの自治体でも共通の必須アイテムは、問診票(2枚のこともある)と母子手帳です。
私の場合、これら受付時に渡すものを一式クリアファイルに入れて、まとめてスタッフにお渡ししていました。
受付後、空になったクリアファイルは、健診最後に紙製のA4サイズのリーフレット類をもらうので、それらを収納するのにそのまま使いました。
3歳児健診では、検尿の提出もあるので、もうひと手間必要ですが、提出するものはなるべく予めセットにしておくとスムーズです。
以上、集合形式の健診のなかでの当日の注意点についてお伝えしました!
自治体ごとにやり方は異なりますが、参考になるところがあれば嬉しいです(^ ^)
また随時、気がついたことは発信していきたいと思います!