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京都を旅するあなたに(2)


2021年3月
コロナ禍の静かな京都の旅の報告です。

インバウンドで人があふれる京都になって
京都はもう一生行けないと思っていました。

まさかまたこんな京都に行くことになるなんて。
そこはタイムスリップしたかのような京都。

人がいない京都。

嵐山駅からスタート 
渡月橋も人がいません
船も静かに浮かんでいます 

 福田美術館

 

嵐山の自然に調和したモダンな日本建築

伊藤若冲など有名な日本画家の作品を
誰もいない空間で
鑑賞する事ができました。


御髪神社
落柿舎 


目的の愛宕念仏寺をめざします。
トボトボ、歩くとかなり遠いですね。

 
嵯峨鳥居本の町並み
愛宕神社一の鳥居

嵐山は少しは観光客がいましたが
嵯峨野は人がいませんでした。
撤退してしまったお店もありました。

二人で静かに歩くコロナ禍の京都
少し寂しい


 愛宕念仏寺


ご本尊は厄除け千手観音
優しい光が迎えてくれる
みんな虹色の光に守られてるよ
なんだか気持ちいいね
陰ながらあなたの幸せを祈っています
ときには思いっきり笑おうよ
ときには静かに自分をみつめて
天に向かって感謝をおくる
いつもあなたに寄り添ってるよ

ここはお釈迦様の弟子たちの
羅漢さんが迎えてくれる
癒しのお寺でした。

奈良時代に建立され、
その後廃寺になったり無住職になったり

昭和30年
仏像彫刻師西村公朝により
再興されました。
一般の参拝者によって彫られた羅漢像もあり千二百躰あるそうです。

みなさんのお寺を守りたい
熱い想いが伝わって涙が出ました。
泣き虫です。

ぜひ訪ねてみてください。

 清凉寺

  

本尊釈迦如来さまは国宝です。
日本三如来の一つだそうです。

弁天堂 
 
多宝塔

何気なく寄ったこちらのお寺
国宝や名宝の凄さに圧倒されました。
お庭もとても美しく整えられ
見どころの多いお寺でした。


 龍安寺

光がそそぐ
時が止まる

大学時代に友人と見た石庭
今見ると違った空間にいるようでした

茶室 蔵六庵
知足のつくばい

吾唯足知(ワレタダタルヲシル)

禅の格言を謎解きに図案化したそうです。

今回のコロナ禍の京都の旅
最後に訪れたのが龍安寺です。

夫の目の病気で無職になり
失ったものも多いかもしれない

コロナ禍の世界を体験し
恐怖や不安の感情に
振り回されそうにもなりました。

外側に目が向いて
外側に求めて生きていた日々

コロナによって
内側を見つめざるを得なくなりました。

でもその内側に
必要なものはすべて 
すでにそろっているのかもしれない
すでに満ち足りているのかもしれない 


藤井風くんの曲 grace が好きです

私はあたしに出会えた

私も失ってみて
やっと自由になれた気がするのです。

あなたはわたし
わたしはあなた

全ては一つの源からきたひとしずく

         saku旅行社
         京都編
                                 妄想部真面目課 saku   

次回のsaku旅行社の旅の報告は
コロナ禍の滋賀編です。
あの子にも会えるよ。
お楽しみに。
適当課sakuさん出社予定です。
 













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