努力 根性 義理人情

無理をしないで溶けたチョコレートの様な生活

努力 根性 義理人情この4つは私の一番嫌いな言葉、このことを言うと皆んな引いてしまう。

でも私は本当に嫌いなんだ人生は運だと思っているから努力しなくても偉くなる人はなる。

根性が無くても運の流れに乗って一発逆転勝ちも有る。

そして義理人情、人から受けた恩恵は受けた本人じゃなくて次世代の人に返せば良いと思っている。

そんな考えの私は若い時から渓流つりにはまり学生時代も就職なんて考えもせず卒業すれば我が家の家業を手伝えば良い位に考えて趣味の釣りに打ち込んでいました。

卒業してすぐ父が亡くなり兄が家業を継ぎ私は就職もせず家業を手伝い趣味三昧。

時代の流れに押され商売も傾き家業を本腰て立て直そうと兄弟必死に頑張りましたが兄が急死。

釣にカメラオーディオの趣味に明け暮れた日々に突然起きた店主の死49日までの間帳簿を見てヤバいな3人を食わせながらこの赤字挽回出来るのか?

先ずは兄の商売関係の付き合いがあった人達はゴルフが趣味、練習場に行ってる内は良かったのですがゴルフ場デビューして散々な目に遭い速攻やめました。

別に運動音痴では無いのだけど、玉を扱うスポーツは昔から苦手。

そこで人を頼らず二足の草鞋、本業とアルバイトに励み2年後社員に抜擢されると同時に家業をやめて初めてのサラリーマン生活。

年も年だから出世など考えず働きましたが、大学なんか何の役に立つんだと思っていたらライバルはすべて高卒趣味のパソコンで社長賞をもらいⅠ年で管理職。

俺にも運が回ってきたと思い、馬鹿だから調子に乗り仕事をしてたら女房に死なれショックで退職。

その折にこんな詩を思い返していました。

としを経て うき世の橋を 見かへれば さてもあやうく わたりつるかな

意味としては、年とって人生を思い返してみるとよくもこんな道を来たものだて感じですが。

何もしないで半年、でも趣味のおかげで生活に潤いが満ちて現在に至ります。

おかげさまで金銭的に苦労はしてませんが人生的には生涯孤独の人生となりました。

もし私が努力 根性 義理人情が好きでそれを実戦してたら今の私はどんな道を通ってきたのだろう、片側3車線の高速道路それとも石ころだらけの険しい峠道どちらにしても目的地にたどり着ければ儲けものやはり人生は運次第、
そんな事を考えながら頭の中のお花畑を見ている毎日です。
私って幸せなんですかね。





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saku
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