他愛もないことが得難いこと

画像1 そこに住んでいる人なら なんでまた金網越しの朝焼けなんてわざわざ撮るの と思ったり
画像2 まぁいろんな人がいるからねと思ったり
画像3 まだいるよと思ったり するよね 怪しい人に見えるかもだから わざわざかわい子ぶりっ子フリフリ
画像4 玉子が汚れていてちょっとショック
画像5 そりゃそうだよね駅だもん それにしては綺麗じゃんみんな大事にしてくれてるんだ
画像6 朝ご飯の卵食べながら駅の玉子思ったり
画像7 朝の遅い山中の雨戸閉めたままの暗い朝ご飯に慣れているから都会の朝はキラキラいくつもの世界が重なり合っているみたい
画像8 しょうがないよまるっと一年も山にこもっていたら見るもの見るものみんな別世界
画像9 植物だって宇宙人みたいな顔してるじゃないか
画像10 こんにちは宇宙人
画像11 植物しかないような場所に住んでいてもまだ植物が珍しいらしい自分
画像12 都会の植物は山の子達と別の顔してるよ
画像13 めちゃくちゃ頑張って自己確立してるみたい
画像14 あぁそうだったクリスマスだった 宇宙人は自分だね 忘れがちな地球行事 のんびりしてるトナカイにのんびりする自分がいる
画像15 コロナが来て2年 世界は安易に懐かしいものだらけになった
画像16 懐かしい夜の闇 懐かしいイルミネーション
画像17 ビルの影も
画像18 なじみの景色はなじみのまま毎年続くと思い込んでいた
画像19 また来年会えるものだと思い込んでいた何もかも
画像20 そして性懲りもなくまた来年会えるよねと思う
画像21 違うのはその思いが安易にじゃないこと それが当たり前じゃないと知った後では
画像22 初めて見るポスターさえ懐かしい
画像23 どこかの誰かの懐かしい気持ちを代替しているみたいに
画像24 なので思わず何枚も撮る
画像25 そんなつもりもなかったのに逆さにさえ撮っていた 一体誰の御要望だったんだろ
画像26 玉子様のお通り
画像27 明るい夜空
画像28 ここでのがしたら二度と会えないかもしれない
画像29 乗客のいない車窓 異世界のようだ
画像30 世界はいつもここにあるのだけれど世界はなぜかガラス越しの触われなさ

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