待合室で小さなおばあさん達がテレビから流れる戦況を聴いている。幼い日の凄惨は自分の寿命と共に褪せて消え果てるはずだったのにと。目の前に映し出されているあれは他国の他人事ではないあの恐怖怒り悲しみは我が身から流れる涙と血だ。無力のままで立ち向かう。
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