ゴミを捨てる人、拾う人。
今日はすごく天気がよかったので、昼休みに外へ散歩に行きました。
遠くの雪山がうっとりするほど美しく、白と黒で描かれる陰影に心を奪われました。
目も心も潤った、その帰り道。
雪の原っぱにゴミが捨てられていました。
白に目立つ、黒。
わたしには皆目検討もつきません。
これを捨てた人がどんな人で、どんなふうに生まれ育って、今どんな心身の状態で、なにを思ってこうしたのか、なんて。
けど、同じ人間であることには間違いないから、拾って職場のゴミ箱へと入れました。
(ここでふと、ゴミ箱にゴミを捨てることは、地球にゴミを捨てることと違わないのではないかと疑問が浮かびました。じっくり考える必要があります)
こんな時、わたしはわたしでよかったと思います。
美しいものを美しいと、そうでないものをそうでないと、感じられるわたしでよかった。
これからも、わたしはわたしの思う “美しい” を大切にしたいです。
✳︎
むかし、誰かが、世界平和に必要なものは『美意識』だと言っていました。
いま、わたしも、そう思います。
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