まるくなり、対話する
ジュンク堂9階から降りて、本を見ようかとも思ったけれど、なんとなくこの直後の充足感を塗り替えられたくなくて、池袋駅にむかっている 蒸し暑い路上に急に放り出されて、地に足のついていないかんじ カラフルな広告がばーーーっと目に入ってきて、話をしっかりきいたり、話したりできない世界に戻ってきてしまった…………と軽い絶望が降りてきた あの対話の場は現実なようで、現実では無いようで 同じ街で同じ時間が流れているのに不思議だ あの時間、ほかに池袋でこれだけ丁寧に話し、きく、そんな場所があ