今の境遇が嫌になった時ほど、何もせず、静かに自分に集中し、天を感じること。
人生をよりよくするための知識・手法が色々ある。
どれもその人の真実であり、人は信じたいものを見る生き物であり、どれも正解だろう。
一方で、迷い、悩み、なぜこんなことに?という状況を繰り返す人もいる。
かつての自分もそう。
それも一つのプロセスというにはあまりにも辛い状況であったりもする。
繰り返していることは、本人以外の何か、親や祖先、地域などの因習から知らず知らずに引き継いでいることもあるように思う。
そういうものはあえて体験するものでも無いように思う。
軽やかに手放してしまっていいと思う。
今の自分はもういいんだ。飽きた。変わろう。と思った時にすることは二つとなる。
それは、決して、「それはおかしい!」「もう嫌だ!」といって、自分の中の正義や怒りを大きくして、そのエネルギーで離脱しようとすることでもなく、
刹那的な楽しさや祭りに身を浸して、見るべきを見ずに、自分だけ「ユートピア」に行こうとすることでも無い。
それは、どちらも、自分の中のネガティブ・ポジティブのエネルギーを大きくしたり、小さくしたりする輪廻の世界の営みで終わってしまう。
ちょうど、振り子の振りを大きくしようとしているのをイメージして欲しい。
一時的に大きくはなるが、いつか振りは落ち着くし、自分がいる場所自体は変わらない。
今の場所から更により良い場所にシフトするには、
振り子を支えていく軸に中心を置いて欲しい。
ポジティブでなく、ネガティブでもなく、そのどちらでない中心の自分。
そこに意識を置くこと。
中心の自分を意識するには、静けさと内観が必要である。
まさに、自分の奥深くへ入り込んでいくイメージである。
そのイメージを深く、何度も味わうことがいい。
また、実際に自分の体の中心を感じるのもとてもいい。肚と言われたり、グランディングと呼ばれるもの。
もう一つは、
その中心の自分のまま、天と繋がること。
イメージは、実際に頭頂が天と繋がっているイメージを持つのもいいし、
自分が大きくなり、天まで届くイメージでもいいだろう。
実際にイメージが湧くままに繋がるイメージに浸ればいい。
基本的にはこの二つでOK。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?