男性参加者増加中@家事シェア講座
江東区でもう30年以上続いているパルカレッジ
女性への啓蒙活動として始められた市民講座で、
早くからジェンダー問題を継続的に取り上げ続けている。
私ももう何年か講師をさせていただいているのだけれど、
今年、嬉しい異変が起きた。
例年女性ばかりだった参加者に男性参加者が入ったのだ。
画期的ですね。
というと、そうなんです、とご担当。
時代が変わってきていますね、少しずつ、と。
というところへ、来月の講座でも、男性参加者が何人か、という
連絡が。
こういう講座の参加意図は様々。
去年、女性限定でやったときに、ツイッターで僕も参加したい、こういう逆差別みたいなの、やめてくださいって主催者にいってもらいたい
というメッセージをいただいたことも。
少しずつだけれど、人の意識は変わってきているなぁ、と
つくづく思う今日この頃。
今回もまた、今大丈夫だと思って全部やっていると、
家事のできない夫に介護されることになりかねませんよ
といったら、講座後に「目が覚めました」と言いにきて
くださった方が。
何でもやってあげるのがいい母、いい妻なんて、
そんなことはないよ。
パートナーや子ども達の家事スキル習得の機会を
うばわないようにお互い気をつけましょう。
子どもが海外にホームステイするときには、
お土産の心配する前に、まずは、食べたものを流しに運ぶ習慣つけさせた
方がいいですよ。
食べ終わったら片づけもしないでゲームしている子、
誰が預かりたいと思う?
具体的にそういうことで、少しずつ伝わっていくのかなぁ。
どこかで、夫婦の家事シェア講座や夫だけの家事シェア講座できないかなぁ。
やらせてくれるところがあったらなぁ、と思い始めた今日この頃。
PS 家事で画像を探すと、女の人ばかり出てくる。夫婦で探すと、手をつないでいるところだとか向き合っているところとか……二人でキッチンに立つとか、夫がお皿洗って妻が運ぶとか・・・誰かそんな絵や写真をあげてくれるとうれしいなぁ
得意技は家事の手抜きと手抜きのためのへりくつ。重曹や酢を使った掃除やエコな生活術のブログやコラムを書いたり、翻訳をしたりの日々です。近刊は長年愛用している椿油の本「椿油のすごい力」(PHP)、「家事のしすぎが日本を滅ぼす」(光文社新書)