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英国ロイヤル・バレエ団日本公演記念、バランシン・クイズです。この写真に勢揃いした錚々たる振付家とダンサーたちは・・・・?

 2023年6月、英国ロイヤル・バレエ団が4年ぶりに来日しました。東京公演前半に上演された「ロイヤル・セレブレーション」は、ニューヨーク・シティ・バレエで振付家として台頭した後に古巣である英国ロイヤル・バレエ団に復帰したクリストファー・ウィールドンの振付による『FOR FOUR』から始まり、フィナーレはジョージ・バランシンの振付による『ダイヤモンド』でした。少々、うがった見方をすれば、「ミニ・NYCB・セレブレーション」!?

出題:英国ロイヤル・バレエ団来日記念、バランシン・クイズ

出典:Anatole Chujoy, "The New York City Ballet."  New York: Alfred A. Knopf, 1953.
"Some of the choreographers and prince;al dancers of the New York City Ballet, February 1952"

 というわけで、バランシン・クイズを出題します。上掲写真におさめられた人々は、誰でしょう? バレエ・ファンであればご存知であろう、アメリカと英国のバレエ界に特大の足跡を残したVIP揃いです。
 撮影時期は1952年2月、撮影地はニューヨーク。1948年に創設されたばかりのニューヨーク・シティ・バレエが、英国ロイヤル・バレエ団(の前身団体であるサドラーズ・ウェルズ・バレエ)から某重鎮を招いて彼の新作を上演した、歴史的事件の「証拠写真」でもあります。

 正解:写真下部をご覧ください。

出典:Anatole Chujoy, "The New York City Ballet."  New York: Alfred A. Knopf, 1953.

 ちなみに、ピアノの奥にいる、メリッサ・ヘイドンとディアナ・アダムズの間にいる男性Aは、1950年にニューヨーク・シティ・バレエで『Iluminations』を創作しています(レパートリー演目としては定着しませんでしたが)。ピアノの手前にいる男性Bは、1950年に英国ロイヤル・バレエ団の前身団体であるサドラーズ・ウェルズ・バレエに招かれ、『Ballet Imperial』(1941年初演作)の再演を手がけています。その際、男性Aの自宅に宿泊した、との裏話が残されています。

 


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