NYCB創立75周年記念シーズン、公式プレス写真、一挙掲載します(2023年9月17日開幕)
1933年の渡米から苦節15年、振付家ジョージ・バランシンと盟友リンカン・カースティンが創設したニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)が旗揚げ公演を行ったのは、1948年10月11日のことでした。2023年9月17日に開幕する秋シーズンは、創立75周年記念と銘打ち、上演作品には、いつものシーズン以上にバランシンの代表作中の代表作が含まれています。
NYCBプレスから届きたての新着写真をアップします。バランシン作品を彩る世界に冠たるバレエ団に成長を遂げたNYCBの精鋭たちをどうぞご覧ください。
バランシン振付『オルフェウス』
『オルフェウス』は、1948年4月にNYCBの前身団体〈バレエ・ソサェティ〉で初演された作品です。音楽はストラヴィンスキーによる書き下ろしの新曲、舞台美術と衣装はイサム・ノグチという豪華布陣で注目を集めました。この作品の大成功が端緒の一つとなって、常駐劇場を持たず、あちらこちらの劇場で公演をしていたバレエ・ソサェティは、ニューヨークの市立劇場〈シティ・センター〉の専属となり、半年後の1948年10月、〈ニューヨーク・シティ・バレエ〉として再出発を飾ったのでした。
初日1948年10月11日に上演された3作品---『コンチェルト・バロッコ」『オルフェウス』『シンフォニー・イン・C』---は、今日も「Inaugural program」と称され、特別なガラ公演などで上演されることがあります。
バランシン振付『コンチェルト・バロッコ』
バランシン振付『シンフォニー・イン・C』
バランシン振付『セレナーデ』
バランシン振付『ジュエル』より『エメラルド』
バランシン振付『ジュエル』より『ルビー』
バランシン振付『ジュエル』より『ダイヤモンド』