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ECFへの再挑戦(経緯と展望)

2025年1月7日(火)19:30から、イークラウド社のサービスを経てECF(株式投資型クラウドファンディング)をさせて頂きます。前回の募集から約1年半ぶりの2回目となりますが、これでIPO前の資本に関わる資金調達は最後とするつもりの挑戦です。
▼今回の募集ページ


1.初回(2023年7月)実施後の成果と感謝について

前回の実施では、300名を超える方々に株主となって頂き、合わせて5970万円という大きな出資を頂きました。
▼前回募集ページ

ご出資頂いた資金を活用し、濃密な事業活動をさせて頂き、ご支援頂いた方々には本当に感謝で一杯です。
▼ECFに初めて挑戦した当時のnote

具体的には、大きく2つの事に資金を使わせて頂きました。

①出店(5店舗)、改装(1店舗)、退店(1店舗)

当時、旬八青果店は、赤坂店、目黒警察署前店、天王洲店、五反田TOC店の4店舗。旬八弁当店は、五反田店、田町店の2店舗。合計6店舗でしたが、2025年1月7日現在は8店舗(青果5店舗、弁当3店舗)となりました。
本当は退店まで経験したくはなかったのですが、起きてしまった事なので前向きに考えると、出退店の基準をより明確に出来た濃密な1年半でした。

出店
旬八青果店(4店舗):芝店、大崎広小路店(五反田TOC店の移転)、恵比寿南店、目黒二丁目店(目黒警察署前店の移転)。
旬八弁当店(1店舗):大岡山駅店。

▲芝店
▲大崎広小路駅前店
▲目黒二丁目店

・改装
旬八青果店(1店舗):天王洲店(旬八キッチンから旬八青果店へ改装し、テストキッチンも整備)

▲天王洲店

・退店
旬八青果店(1店舗):恵比寿南店

②採用・育成の加速

2024年の1年間で、35名(社員は14名。※採用後退職した方含まず)の採用が出来ました。
人の存在が重要な事業なため、この1年半でこれだけのメンバーが加わってくれた事は、今後の成長加速においても幸先良いスタートとなりました。
▼そのことを振り返ったnote


2.ECF再挑戦の背景や募集形態の理由について

①ECF再挑戦の背景

理由としては2点あります。
1点目は、前回のECFで株主になってくださった方の様々な形でのアクションがサービス向上に非常に役立った事です。実際に、自分事のようにご意見を様々頂き改善に役立てさせて頂きました。
2点目は、募集ページ内の記事でも記載させて頂いたのですが、「純資産の部」を強化したいためです。物件毎に大家さんが異なるため出店条件は様々なのですが、「純資産の部」を重視される機会を多く体験しました。資金があってもここが論点になり、さらには出店時期が後ろ倒しになってしまうという事も経験したため、今後このような事象を出来る限り回避したいというのがあります。

②募集形態の理由について

理由としては2点あります。
1点目は、オイシックス・ラ・大地株式会社【3182】の連結子会社を維持するためです。現在は当社株式の51%以上のシェアをオイシックス・ラ・大地株式会社が保持しており、この比率を崩したくないというものがありました。
2点目は、現状だと株価の設定が難しく(上げ過ぎても良くないし、既存株主は上げて欲しい)、新しい株主の方のリスクを低減する観点からもJ-Kiss型新株予約権(←参考になりそうなURLです。重要なのは、株価の決定が先送りとなる点です※次回ラウンド時に決定)が良いと考えました。また、次回ラウンドはIPO時と考えているので、要は絶対に成長を実現するという心持ちでありますが、そのような背景です。
※新株予約権の概要(CAPなど)については、イークラウド社のページからお申込みいただいた方に展開される、契約締結前交付書面タブの「新株予約権説明書面」でご確認頂けるそうです


3.社会に「旬八青果店」が必要な理由について

2013年10月の1号店から紆余曲折ありながらも11年経ちました。「あっ」という間ともいえるし、本当に長かったとも感じます。一時期は出店をせずにずっとお店の筋肉質化に集中し、2024年に本当に久々に新規出店を行えました。そんな2024年に改めて「旬八青果店」が社会にとって必要なのだと痛感しました。

「旬八青果店」があろうがなかろうが、地方の生産者さんは、青果を生産し続けますし、青果も流通し続けます。都市においては、「野菜」や「果物」を購入する場所はそこら中にあります。野菜や果物に関わる仕事だって変わらずあると思います。

ただ「旬八青果店」がある事で、
・地方の生産者さんにとっては、今までの規格に囚われない形の青果の生産や流通が出来て、収益向上につなげてもらう事ができる
・都市生活者にとっては、規格化された「野菜」「果物」だけではなく、農業の生産現場で発生する様々なレベルの農産物を適正価格で購入できる(また、お店では鮮度変化で刻刻と移り変わる価値を価格に反映させています。実は、値下げして売り切りするのはそういう意味があります。)
・食農業界で働くメンバー層の方々にとっては、将来もずっと続けられるような報酬・働き方を実現できる
と考えています。

ですので、私たちは旬八青果店をもっともっと増やしていく事に、強く動機付けています。


4.ECFを通じて「旬八青果店」を一緒に育てて頂く事の意義について

前回のECFを経て私が感じた事は、IPOした後の(良い)株主との関係を疑似体験させて頂けているという事です。IPOするとさらに様々な株主の方々が売り買いに参加されますので、時には一時的な株価だけを論点に意見される事も許容しなければいけないという覚悟があります。一方で、未公開株へ出資をしてくださる方々は、もちろん中長期でのリターンは求められているとは思うのですが、サービスを向上させる事を一緒に考えてくださっているのだなと強く体感し、ある意味幸せな前体験をさせて頂いている気持ちです。

2025年は夕食のお弁当・総菜やお肉の販売を強化しようと考えておりますが、まだまだ「旬八青果店」単体としても成長途上にいるサービスだと考えております。そんな「旬八青果店」はやるべきことがたくさんあるのですが、実際のサービスのお客様にもなるECFの株主の皆様の声をいち早く取り入れながら進化していきたいです。また、「3」で記載したような社会に果たしていく役割のインパクトを一緒に大きなものにしていく喜びを分かちあえることが意義だと感じております。

たくさんお店を利用しやすくなるように、今回も投資者優待特典を考えましたので、ぜひ応援のご検討ください。

▲今回のECFの投資者優待

▼さらに詳しくは下記をご確認ください


5.ウェビナー開催情報について

大分長いnoteを読んで頂きありがとうございました。
より詳しい情報をウェビナーでお伝えできればと考えております。
終了してしまった会の録画のシェアも可能ですので、お気軽にお問合せください。


大変長い記事を読んで頂きありがとうございました。
今回の募集でまた多くの方の目に「旬八青果店」や株式会社アグリゲートの取り組みが目に留まれば幸いです。応援よろしくお願い致します。

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