見出し画像

陰キャにとっては社会人の方が楽だよね

こんにちは、碇さこです。
24歳、HSP気質の社会人2年目です。

世間一般的に、学生時代こそ楽しくて、社会人になると
自由な時間が少なくなってつまらないと言われると思います。

確かに、毎日仕事で疲れ切って、なかなか友人と会う機会も減り、
社会人は大変だ、学生時代は幸せだったというのもわからなくないです。

でも、特に内向型でHSP気質の私にとっては、
社会人になってからがすごく生きやすくなったと感じています。
中高、大学時代にあった「同調圧力」から解き放たれて
今の方が自由になったと思っています。

私にとって、一番窮屈さを感じていたのは大学時代です。
大学って、中高とは違って制服もないし、校則や拘束もなくて
基本的に人生で一番自由な時期と言われますよね。
特に私は文系学部で、授業や実験が詰まっていることもなく
かなり自由な大学生の部類に入っていたかと思います。

一方で、友達関係やサークル、バイトに関して
かなり不自由な思いをしたのも事実です。
テスト攻略の情報を集めるための人脈づくりや
専攻内で「浮いた人」にならないための友達づくり、
「サークル入ってないの!?」「バイトやってないの!?」
と言われたくないがためのサークル・バイト探し。

本当は真面目に講義を聞きたいけれど、
あんまり真面目だと馬鹿にされそうだから
あえて周りと同じようにサボってみたり、
狭い専攻のコミュニティの中で仲間外れになりたくなくて
気の乗らない毎月飲み会に参加したり、
本当はそんなに興味もないけれどとにかく人脈のために
サークルに参加したり。

今考えると、ちっぽけな世界で他者の目を気にしすぎていて
もっと自分のしたいようにすれば良いじゃないと振り返ったりもしますが、
当時はとにかく「一般的な」大学生になるために
必死に同調していました。
(特殊な才能がなかったので、サークルやバイトは就活のネタ作りのために
やっていたところもあります)

もちろん楽しいこともあったし、自分1人じゃ経験し得ない
貴重な体験もたくさんできたと思っています。
いわゆるこれが青春だったんだろうなとも感じています。

でも、それでもやっぱり
これら全てから解き放たれた今の方が、私は幸せです。
周りに合わせず、自分の好きなことに注力できる環境になったからです。

周りの目を気にせず好きなだけ本を読んでいいし、
流行りのドラマや音楽を無理に追いかけなくていいし、
行きたくない飲み会はお断りすればいい
(顔を合わせる機会が少ないから気まずさもない)。

元々1人が好きだから、友達が少なくて損することもないし、
むしろ1人の趣味をどんどん開拓させていける。
(イラストとか、一人旅とか)。
必然的に残った数少ない友達は、価値観を共有できて
信頼のおける人しかいないから気兼ねする必要もない。

大勢でワイワイするのが楽しいタイプの人にとっては、
学生時代こそ至高の時間だったかもしれません。
でも私にとっては、今の社会人の時間こそが至高です。
ド陰キャの考え方ですが、陰キャでも責められないのが
社会人のいいところですよね。
もっともっと、自分の時間を充実させていきたいです。

お読みいただきありがとうございました🙇‍♀️

いいなと思ったら応援しよう!