【メジャーデビューしなくてもやれます】 集客・収益化を目的として音楽活動するフリーランスミュージシャンの心得
内山です。
最近では、音楽活動において個人でも質の高い音源を制作したり、コンテンツの発信や宣伝などを含めて個人で集客をしたり収益化をしたりすることがより容易になりました。
このような「個人の音楽活動」は、
という前提に対する
のようなものだと私は考えています。
詳しくは本noteにて述べていますが、あなたの地元にある個人商店のように、たとえ一流企業のような完成されきった商品やサービスがなくても、地元の個人商店として自分の目の届く範囲の人たちにしっかりと価値を届けて、小さな規模でありながらも個人レベルとして十分な集客や収益によって営業を続けていくことは可能で、これと同じことが音楽活動でも実現できる時代になっています。
私はこれまでに立場上そんな「個人の音楽活動」に取り組む人を何人も見てきましたが、ある人はいつまでも趣味の延長のような状態で活動を軌道に乗せられないのに対し、またある人は自分の活動をきちんと周囲に浸透させて、文字通り「地元の個人商店」のような規模でしっかりと集客・収益化を実現しながらにぎやかに活動を続けることができています。
そのうえで、実際のところ「これをやれば絶対に集客できる/収益をあげられる」という成功法則のようなものはなくて、人それぞれで音楽性も性格も強みも境遇も異なり、目指すべきところや成果の尺度も違うため、結局はそれぞれにあったやり方を見つける以外になく、その点に個人の音楽活動で成果をあげる難しさがあります。一方で、まさに「地元の個人商店」のように「音楽活動に対してビジネス的な視点で取り組むことができるか」という点が成果の分かれ目ともいえる部分で、その点については私がこれまでに見てきたいろいろな人の実例や、私自身の経験などを踏まえていくつかアドバイスをすることができます。
こちらのnoteでは、以前に限られた人のみが閲覧できる記事として公開していた内容を改めて整理し、
という観点でより読みやすく文章を推敲し直してひとつのコンテンツとしてまとめました。
各章の概要は以下のとおりです。
第1章:音楽活動を収益化する具体的な方法
第2章:個人の音楽活動は「地元のお店」のようなもの
第3章:「良い音楽を作る」だけでは成果は出ない
第4章:「誰に」「どんな音楽を」が個人の音楽活動の土台
第5章:音楽活動の成果は発信の「ペース」と「継続」で決まる
第6章:たくさん発信するほどに真剣度が伝わる
第7章:音楽活動の発信に人柄を乗せる
第8章:「ただ音楽を披露するだけ」では不十分
第9章:自分の内面を伝えるコンテンツの具体的な案
第10章:技術がない/品質が低い、とやっぱり成果は出ない
第11章:なをやってなにをやらないか、の線引き
第12章:音楽活動で成果をあげている人のやり方を分析する
第13章:時間がかかる前提で計画を立てる
第14章:近所のパン屋さんから音楽活動を考える
第15章:どこまでオリジナリティを追求すべきか
第16章:「ファンで居続けてもらうこと」の重要性について
第17章:個人の音楽活動は、冷めた態度だと誰もいなくなる
第18章:小さな反応でも価値がある
*
繰り返しとなりますが、音楽活動で成果をあげるための絶対的な成功法則は存在しないため、本noteでは「これをやれば絶対に集客できる・収益化できる」という点について述べていません。また、活動を成果につなげるためにはここに書かれている心得を理解するのと同時に行動することが欠かせない、という点を事前にご理解ください。
そのうえで、「必ず成果につながるやり方」は無いものの、個人の音楽活動を軌道に乗せるための基礎となる考え方には共通する部分があります。ぜひこれ以降の内容を目安としていただきつつ、さまざまなやり方を試しながら自分なりの活動と成果のあげ方を模索してみて欲しいです。
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