Sakiko Kamioka(風と土)

山形県出身、横浜在住 シティファーマー パーマカルチャーデザイナー アートセラピスト Soil~アートと学び合い~主宰 南横浜FARMコアメンバー

Sakiko Kamioka(風と土)

山形県出身、横浜在住 シティファーマー パーマカルチャーデザイナー アートセラピスト Soil~アートと学び合い~主宰 南横浜FARMコアメンバー

最近の記事

彼らとの交信

土に触れ植物と戯れると 私に土が植物が風が太陽が水が 語りかけてくる。 私も彼らに語りかける。 その交信が終わって周りを見渡すと 彼らと私のエネルギーの交流によって 明らかに景色が違って見える。 私の中も変化しているのを感じる。 暮らしに農を取り入れたことで 如何に自分が普段人間としか 交信していないかに気づいた。 地球には多様な生物が息づき 輪になり循環しているというのに。 人間以外の彼らは彼ら特有のやり方で 私にたくさんの叡智を与えてくれる。 リスペクトを持

    • 深く潜る

      夫君は潜水が得意だ。 結婚してすぐの頃、二人で長崎の壱岐ノ島に行ったことがあるんだけど。 このエリアで貝とか魚を採っていいですよって所があって、彼は新妻をポツンと一人残し、ひたすら潜水していた。 泳ぐのが苦手な私は、足だけ海につけて 何処にいるのか分からない夫君を目だけで探して 呆然と立ち心細く待っていた。 そしたら遠くの方でザバンっと夫君が現れて 何かを手に嬉しそうにこっちを見て笑った。 アワビ採れたよ。 時は流れて十数年後 今年の夏。 子ども2人連れて沖

      • 人生のB面

        A面B面と言ってすぐに通じる方も なんだそれ?って方もいるだろう。 私は人生のB面が好きだ。 「人生のB面」 これは私が作った言葉。 人生のA面とは立場や道徳的に正しいとされる 表の時間のこと。 人生のB面とはA面に対して裏にあたる時間。 立場や道徳的とされるものを越えた時間。 例えばタバコを吸う時間はB面。 周りのタバコを吸わない人や子ども達の為に ふくりゅうえんを吸わせないようにと 表舞台(A面の世界)から離れて過ごす時間。 A面の世界を横目に過

        • 残る記憶 残らない記憶

          山形から母が遊びに来た。 足も腰も痛いけれど 気が強い母は弱い所を見せない。 足腰のサポートに手をひこうもんなら払いのける。 まだまだ老人扱いさせないわよ! という意気込みを会う度に感じる。 母は子育ての記憶がほとんど無いと言う。 仕事も忙しかったから忘れちゃったのかしら~と。 確かに彼女は検査技師として病院に長年勤め いつも忙しそうだった。 家でゆっくりしているのを見た記憶がない。 彼女は最後は、技師長にまでなった。 病院で見る白衣姿の母は格好良く、

          ファスナー

          夫君がある人から私のこと 「あ~、あの怖そうな奥さんね。」 って言われたらしい。 ぞわぞわぞわっと心が動いた。 なんで!? 私そんな風に見えてるん?! ちまたでは 人畜無害な着ぐるみ着て生きてきたのに! バレたーーー❗ お前、私が着ぐるみのファスナー開けてるとこ見たやろ?!(何故か関西弁w)中身見たやろーー❗ どす黒いやつ! 大声で怒鳴るやつ! 自分勝手なやつ! 他人のことどうでもいいと思ってるやつーーー! いやいや 人畜無害なイメージの私と 本

          可愛い身体

          久しぶりに風邪をひいた 何かと突っ走っている私 めったに風邪ひかない。 あぁ、私も風邪をひくんだ 忘れてた。 可愛い身体だな と思えた。 喉が痛くなり だるくなり ボーッとなり 咳が出て 鼻水があふれ くしゃみが出た 教科書通りの 風邪。 きちんと反応している身体。 調子が良いときには 気づけない 身体の存在感。

          厚焼き玉子

          焦っていた 卵を買い物した物の一番上に押し込む 割れないように エコバッグの一番上に それを自転車の後ろに乗せて こぎ出す 焦っていた ベシャンっ!と音がして 振り返ると 道に買ったばかりのたまごパックが 落ちている。 急いでそれをエコバッグに押し込む 卵が割れてダラダラだ ダラダラでもしょうがない 道には卵の殼が少し黄身が少し ごめんなさい それは私です。 10個中3個が無事 割れちゃった 7個弱もないな 約4個分は玉子焼き エコバ

          自由が好きだ

          私は自分の行動を妨げられるのが嫌いだ。 思いつきの行動は即実行したいし 何事も思い通りにやりたい。 大事なことはもちろん、些細なことにおいても 妨げられたくはない。 自分の行動に意味のある無しは関係ない。 私の行動に意味があっても無くても マジで!止めてくれるな! この性格は小さい頃から変わらないのに 今やっと気づいた。 私は自由じゃないと嫌なんだ。って。 気づいたんじゃないな…… ずっと気づいてた。 認めてあげれたんだ。 40歳になってやっと 認め

          軽やかにNO💖

          ※タイトルは友人の名言です👍 いや~、とっさに良い顔しゃうんですね。 母が遠くから遊びに来てくれる日に お義父さんから泊まりに来たいと 電話があった。 その日、忘年会があって、 素泊まりでいいから 泊めて欲しいとのこと。 いいですよ~。母も喜ぶと思います! なんて言って、電話を切って…… 自分の本音に気づいた😨 誰にも邪魔されずに 母との時間を大切にしたい ガーン😱❗ も~、YESって言っちゃったじゃん私😭 モヤモヤ、モヤモヤ…… 時間を置けば、この

          日日是好日

          私は臆病者だ。 私は心配性だ。 何に対しても恐ろしい。 びくびくしている。 先の台風の時なんかは パニックそのもの。 しかし、 エッセイ「日日是好日」を読んで どんな日も、その日を思う存分味わう (森下 典子著 日日是好日より) の精神を学んだ。 この精神で自然に添って暮らしたら 恐ろしい気持ちは無くなりはしないけれど 恐ろしがり方が変わってくるんじゃないかしら。 自分のバイオリズム 自然のバイオリズム その波に乗るって難しい。 その波乗りを 長い目で楽

          自由を飼う

          自由な相手と繋がっていることで 自分の中に「自由を飼う」。 安定した相手と繋がっていることで 自分の中に「安定を飼う」。 その自由や安定は ペットレベルの自分の欲望。 でもそれらを「飼う」だけじゃ 収まらなくなってきたみたい。 その人達のレベルまで自分を引き上げて 対等になりたいんだ。 本物になりたいんだ。 自由と安定、両方欲しい! この相反する要素を欲しがる性なんです私。 1つの身体にこれら両方持つと少々疲れます😅

          柘榴(ざくろ)

          自分をさらけ出して疲れた。 後悔した。 ざわざわした。 身体も心も治まらない。 この苦しさを味わうしかない。 ざくろはなんで美しいのかな。

          自分を愛することは怖い。

          あ~、家族以外の人に初めて怒鳴った😨 躊躇せずに怒鳴った😨 ビックリした😨 私の本性を引き出した その人の凄さ。 まじ、凄いな~と思う。 その人は私から見たらとても自由で 何者でもない。 私のこと羨ましいの?憧れてるの? って前に聞かれて、そんなこと無いわい! って思ったけど めちゃくちゃ羨ましかったんだ~😭いいな~。いいな~。羨まし~い💖 今やっと言えるのはなぜだろう? その人が鏡になって映った自分の本望に だいぶ前から気づいていた。 足掻いてみたけど結

          自分を愛することは怖い。

          自分への言葉

          肚から出てきた相手への罵声は 自分への言葉だった。 なんでこの人にイライラするんだろう。 何がイライラさせるんだろう。 何で説教したくなるんだろう。 ついに、怒鳴って、罵声を浴びせかけて… 思い知った。 全部、自分の願いを叶えてあげれてない 自分への苛立ちと 悲しみ。 バカにして!悔しい! 自分をバカにしてたのは自分。 自分へ 期待させて、期待させて、 結局、願いを叶えてあげられなかった。 ずっと聞いてた、ずっと知ってた 自分の声、願い。 分かっていて無視

          やっと等身大の自分

          自分の現在点を認識するのは 中々難しいものですね。 10月に行ったトークライブ 【早季子のパーマカルチャートーク ~私と畑の10年史~】 タイトルにパーマカルチャーという言葉を謳っていますが8割9割がた自分の話。 パーマカルチャーのあれこれを聞けると思って 参加された方、大変申し訳ありませんでした。 10月のトークを終えて、 少し疲れてしまった私は次どうしたいのか、 自分の中から湧いてくるまで じっと自分の中を見つめていました。 トークは、個人的な、自分にとっては 結

          やっと等身大の自分

          情と愛

          先日のトークライブに参加してくださった方が 「情」と「愛」についての気付きがあったと教えてくれました。 その気付きから考えたことです。 情って、相手を想って何かしてあげたいと思うこと。自分の働きかけによって自分が良いと思う方へ相手を変えようとすること。 情は執着。 愛は、在りのままを認めること。 命や存在を喜ぶこと。 生きる力を信じること。 こちらから働きかけることはなく、 相手が思うように生きていることを ただ感じること。 思うように生きたのならとただそれを認めて受け入