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ChatGPTのイメージを覆す? ~弥生軒・唐揚そば~

私は飲食店にあまりこだわりがない。それは観光地に行っても同じだ。多少の下調べはするが、そこまで深く考えずに空いている店に入ることが多い。

おススメの飲食店と聞かれても、正直どうしようというのが本音だ。おしゃれな居酒屋や旅先での人気店などを挙げる人が多いと予想するが、私はあえて「駅そば」をおすすめしてみようと思う。

駅そばのイメージ

駅そばと言えばどんなイメージだろうか。最近はやりのChatGPTに聞いてみた。

「駅そば」という言葉から私が思い描くイメージは、忙しい日常の中で手軽に食事を取れる場所です。特に日本の駅構内やその近くにある小さな立ち食いそば屋が代表的なイメージです。以下のような特徴が思い浮かびます。

店の規模: こじんまりとしたスペースで、カウンター席か立ち食いが主流。
雰囲気: 賑やかな駅の雑踏を感じつつも、どこか落ち着ける雰囲気。サラリーマンや通勤客がさっと立ち寄る光景がよく見られる。
メニュー: 定番のかけそばや天ぷらそば、月見そばなどがラインナップ。安価で素早く提供されるのがポイント。
提供方法: 食券機でチケットを購入し、カウンターでそばがすぐに提供されるシステム。すぐに食べられるのが魅力。

全体として、駅そばは手軽でありながら日本らしい風情が漂う場所で、短い休憩時間に体と心を温めてくれる存在です。

「あなたが思う駅そばのイメージを教えてください」と聞いてみた。

なるほど、「日本らしい風情が漂う場所。」そんなこと正直考えもしなかった。なんだかChatGPTに負けた気分だ。

だが、手軽に食事を取れる場所の「手軽」という言葉を覆す駅そばを私は知っている。私の逆転勝利だ。

我孫子駅・弥生軒 ~唐揚そば~

手軽を覆す駅そばとは、JR常磐線・我孫子駅にある唐揚そばだ。百聞は一見に如かず、ということでまずは写真から見せよう。

唐揚そば2個入り 660円

そばがほとんど埋もれているくらい唐揚が大きい。撮影のために2個入りをあえて頼んだ。お腹いっぱいになり、正直この後少し苦しかった。

決して手軽ではない。食べるのにも時間がかかってしまい、次の電車に乗り遅れないか心配になるだろう。

どうだChatGPT。

肝心の味だが、少し濃い口のつゆと唐揚が見事にマッチする。そして、そばもさっぱりしていて箸が進む。そこに合わさるネギの香りもまたいい。

唐揚げとそばとつゆとネギ、この4つだけで満足できる。Simple is the bestとはこのことだ。

我孫子駅へのアクセス

我孫子駅は東京駅から常磐線快速で約40分。東京メトロ千代田線から常磐線各駅停車に直通する電車でも行けるが、時間がかかるので北千住駅で快速に乗り換えることをお勧めする。また、特急や特別快速は通過するので、利用の際はご注意を。

我孫子市の位置およびアクセス
https://www.city.abiko.chiba.jp/shisei/gaiyou/access.html(我孫子市HPより)

弥生軒の詳細

我孫子駅改札内、1番・2番線ホームに2か所、4番・5番線ホームに1か所ある。どのお店もメニューは共通だ。電車が到着したタイミングで弥生軒へと足を運ぶ人が多く、少し並ぶかもしれないが、回転は速いので10分も待てば食べられるだろう。

中はカウンターで8席くらい。
メニュー表。
唐揚2個入りしかないと思ったそこのあなた、安心してほしい。

おわりに

ChatGPTが言っていた「短い休憩時間に体と心を温めてくれる存在」という点。これには同意する。美味しいものを食べて人は満足できるし、寒い冬に温かいそばを食べると本当に身体が温まる。

勝手にChatGPTと勝負してみたが、今回は引き分けということで終わろうと思う。次に勝負する際は負けないからな。


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