ここ2週間ほど毎日残業して休日出勤までして準備していた仕事が泡と消えた。規模を縮小して復活する可能性は残されている。いつになるかはわからない。やりたかったわけではない。ただあったはずのものが無くなったことが今もどこか信じられない。誰も読んでいないだろうに特定を避けるべく曖昧な物言いをしているのも歯痒い。身を切って働いたし自分のミスを身銭を切って隠してさえいる。自分への評価も地に落ちていることだろう。なんのための仕事だったのか。誰のための仕事だったのか。無くなってしまったものだ
都会とも田舎とも言えないところに住んでいる。少し足を伸ばせば都会にも田舎にも行ける程よい場所。都会からこの場所に暮らして凡そ10年になる。 もう掘るところはないぐらいに知り尽くした地域だと思っていたがまだ知らないところがあった。我が家から車で30分も走ると蛍が見れる場所があるらしい。更に今年は「蛍の当たり年」らしく、通常の10倍は見ることが出来るとのこと。そもそも蛍に当たり外れの概念があるなんてことも知らなかったけれど、見たことがないものは見てみたい。というわけで仕事終わり
結婚して5年以上経つが我が家は妻と2人暮らしで子どもはいない。子どもが出来ない、ではなくて自分たちの決め事として作っていない。だから子育てにはこれまでも、これからも無縁だろうと思う。 ついこの間から妻が学び直しを始めた。月に何回かオンラインで授業があり、先週初回のオンライン授業があった。我が家は1LDKなので夫婦それぞれの個室がない。オンライン授業はリビングで行うこととなり私は授業中家の中で気配を殺すこととなった。こちらが意識しなくても授業の音声は丸聞こえである。授業は20
GW後半、相変わらず予定の立てられない我々はギリギリに滋賀のペンションと福井の適当なビジネスホテルを予約、2泊3日の旅が始まった。 ①大垣でバッテリーあがり 朝食を食べて鯖江へ向かう道中、トイレ休憩に立ち寄ったスーパーの駐車場でバッテリーあがり。最悪のスタートである。保険屋に連絡をするもGW中ということもあり中々対応してもらえず。駐車場から徒歩5分圏内にホームセンターがあったため、自分でバッテリー交換しようか真剣に迷う。も、結局ロードサービスに来てもらってエンジン始動。あり
東京は観光する街ではない、金を使う街である、なんてよく言われる。東京には魅力的なモノが溢れていて、それを引き換える金を使う場所に事欠かない。金がなけりゃ引き換えられない。だから貧乏人或いは貧乏性はショーケースの中で煌めくモノをただ指を咥えて見るばかり。そんなわけで旅の目的地が東京になることはなかったのだけれど、妻が池袋に泊まりで行くことになったので便乗して着いて行くことにした。これは一泊二日の東京旅行記である。 ①西荻窪 住んでる人には申し訳ないが「どこ?」って話である。東
今日は休みだ仕事もない。理由もなく休みをとった。周りの人はホイホイ会社を休んでるのに自分だけなんで毎日会社来てるんだか、と思って休んでやった。怒りの有給申請。やることもないのでこうしてキーボードを叩いている。 休みをとることに漠然と罪悪感がある。いちいち部内全員にメールを送るのも苦手なのであまり休みはとっていなかった。しかし最近気づいた。他人が有給をとっていても特段何も思わない。特に業務で関わりのない人については特に何も思わない。無、あるいは凪。受信メールも開いてすぐに閉じ
僕の妻は小中高と吹奏楽部で青春時代を部活に捧げてきた。だからかテレビで高校の吹奏楽部が特集されたりなんかすると大体感動して泣いている。生理中で体調が悪い時はYouTubeで吹奏楽部の演奏やマーチングバンドを観て心を鎮めている。そんな妻のことを「吹奏楽がよっぽど好きなんだな」なんて思いながら見てたけど、この映画を観てからそれは特別なことではないんだと気付かされた。 コンクールに出るのが1校あたり約50人、出れない人がその倍、コンクールに出場する学校は何校あるのか。とんでもない人
GW最終日の締めくくりに観た映画。原作は伊坂幸太郎のマリアビートル。2回読んだはずだけど大まかにしか話を覚えていない状態での鑑賞。 あれこんな話だっけ?この映画のジャンルは?笑っていいのか?と思いながら見始めて気づいたら奥さんとゲラゲラ笑いながら観てた。こりゃポップコーン食べながら笑って突っ込みながら観るのが正解だ。 日本のようで大分脇が甘いニホンのシンカンセンの中でのコメディ&サスペンス?自分がシリアスなシーンで明るいBGM大音量で流されるの好きなことがわかった。理屈抜
2時間遅れの東海道新幹線、その車中で一気に読んでしまった本。読み進めていくにつれて嫌悪感が増していき、駅のホームに捨ててしまおうかとさえ思ってしまった本。決して本棚に並べたくはない本。 それでも、池に投げ込まれた石の波紋が広がっていくように、日を追うごとに地球星人のことを考える時間が増えていく。感想なんて書く気すらなかったけれど、これはひょっとしてとんでもない作品なんじゃないかと思い、キーボードを叩いている今。 倫理観やモラル、マナーなんてものは社会が円滑に回るように、後付
特にあてもなく有給をとった。前日は夕飯を食べてから漫喫でずっと気になってたアンダーニンジャを最新刊まで読み込んで帰宅、目覚ましをかけずに就寝。有給は前日から始まっているのだ。 今日は掃除して洗濯機回して革靴磨いてシャツの皺伸ばして、それから外へ。福袋に入ってたけどまだ履けていなかったワイドパンツを履いてみる。平置きで大きすぎると思っていたパンツは履いてみてもやっぱり大きい。歩くと内股の生地が擦れるのが気になる。でも自分では絶対選ばないサイズ感と色、これもまた福袋の面白みよ、
人事の仕事として名刺交換会なるものがある。学校の就職担当者がブースを作って、そこに企業が列をなして名刺を交換、なんか話をする。この茶番のルールとして「名刺交換後の挨拶は1社あたり2〜3分」と定められているにも関わらず、各企業の担当者は何とか爪痕を残そうと長々と喋る。進まない行列。マシンガントークを受け止め続ける学校側も、行列をなす会社側も、双方共に辛いイベントだと思っている。そして就活の主役である学生はこの場にはいない。意味あるのかなこれ。全く意味は見いだせないけど仕事だから
少し前に読んだ本に書いてあったけれど、人間の記憶は始めと終わりほどよく覚えていて、中間が抜け落ちやすい。日記を書くのは夜寝る前なわけだから、金曜ロードショー見終わった後に書く日記は金曜ロードショーの話になるのも必然である。 今日の金曜ロードショーは「ハウルの動く城」。かつて映画館で観て、何度となく再放送される金曜ロードショーでも観て、それでも尚新鮮な気持ちでテレビの前に張り付かせる力があるのだから凄い。何回も観てるはずなのにワクワクするしCMが入るたび「いいとこだったのに!
平日昼休みによく行く珈琲屋がある。本業は焙煎した珈琲豆の販売で、その豆を売るために安く持ち帰りのコーヒーを売っている。自分が何年前から珈琲に凝り出したかも最早覚えていないけれど、旅先で飲むどこのコーヒーよりもこの店のコーヒーが美味しい。なのに安い。センター分けのいけすかない細男がやってるコーヒースタンドより安くて美味いのだ。これは行くしかない。潰れてほしくない店の一つだ。ところが昨今の円安の影響を受けてどうやら経営が苦しそうである。珈琲豆は輸入するものだからそりゃそうなんだけ
仕事始め。どこの会社でもそうじゃないかと思うが仕事始めは社長講話がある。ぼくは総務だからその準備が仕事だ。遠方で来られない社員のためオンラインで生配信する。社長の声を全国にお届け。がっちがちに固まった原稿読むだけだけど司会もするし会場の後片付けもする。なんやかんや繰り上がりでぼくが担当者になっちゃったもんだから自分の上席、他部署の後輩に指示をして片付けの段取りをした。普段は人にお願いをすることはあれ指示をするなんてことはしない。グダグダにならないように役割を与えて、下準備をし
何年か前からネットで話題になってた「家ついて行っていいですか」のイノマー回を初めて見た。敬称はつけない方がいい気がするからつけない。 どこかのシーンでイノマーが自分を指して「これがリアルだよ」みたいなことを言ってた。傍目に死がもうすぐそこまで迫ってる人が懸命に生きようとしているのを見せられたら真に迫るものがある。命をさらけ出している人を前にしたら、人は正面から向き合わざるをえないのか。だから真剣に見た。 食べることが出来なくなって、ガリガリになって髪もなくなってお爺さんみた
何を書こうか。今日したこと。脳のためには朝一番に予定を立てることが肝要だと昨日本で学んだので、何となしに今日やりたいことを考えた。①壊れた掃除機を買い替える②…もう思い出せない。今ベッドの中でこの文章を書いているが、今日一日を要約すると「食っちゃ寝食っちゃ寝」である。勿論①掃除機の買い替えなどしてはいない。昼はキムチチゲ、夜は南瓜スープとナポリタンを作って食べた。年明けはどこの店もやっていないからしょうがなく自炊。消極的自炊。年末年始でめちゃくちゃ自炊してる。明日こそはどこか