NETFLIX ドラマ「キミに届け」
NETFLIX Nシリーズ
最近、NETFLIX制作で映画やドラマが制作されているが、つい先日この「君に届け」が公開された。
一定の年代にとってはお馴染みの作品で椎名軽穂原作の恋愛漫画なのだが、漫画はもちろんアニメも大好評、実写映画もすごく良くできた作品で、私はDVDも購入した(笑)
アニメ「君に届け」
production I.G.が制作して2期まで放映された。
私が熱心に観ていたのは1期だが、ここまでのエピソードでは主人公ふたりのもどかしい恋愛が軸にありつつも、わりと爽子を取り巻くクラスメイトとの友情が前面に押し出されたストーリーになっていて、このあたり男目線で観ても泣かされるポイントだと思う。
黒沼爽子役を能登麻美子、風早翔太役を浪川大輔がやっていて、個人的にはこの作品で能登麻美子の声にハマった(笑)
沢城みゆきや宮野真守、中村悠一等がメインキャストを固めていて、前半は笑い、中盤から後半は号泣しながら観た記憶がある。
エンディングで使われたCharaの「片想い」という曲が素晴らしかった。
映画「君に届け」
漫画なりアニメなりが実写化されると酷評される事が多いように思うのだけど、個人的にこの作品はすごく良くできていると思った。
基本的にアニメのヒット要素を継承して再現されている。
黒沼爽子を多部未華子、風早翔太を三浦春馬が演じている。このふたり、共演作が多いのだけどこの作品での雰囲気がすごくいい。特に多部未華子の演技が出色で、原作・アニメのキャラクターにかなり忠実で、天然で真っ直ぐな爽子を創り込んでいる。
主題歌をflumpoolが担当していて、楽曲もヒットしていた。
NETFLIXドラマ「君に届け」
黒沼爽子を南沙良、風早翔太を鈴鹿央士が演じている。
このふたりってたしか「ドラゴン桜」で初めて見たのだと思うのだが、NETFLIX告知でのキャスティングを見て、なんとなくイメージが湧かなかったし、確かに多部未華子・三浦春馬とは全然違う雰囲気にはなっているのだけど、それでも1話2話あたりで早々にガッツリ泣けた(汗)
南沙良の爽子の登場シーンではやや不気味さに欠ける気はするが(笑)、逆に爽やかさや可憐さが強調されて面白いキャラクターになっていると思う。
主題歌が川崎鷹也「愛の歌」ということで、私はこの人全然しらないのだけど、曲は雰囲気があってすごく良いと感じた。
原作の良さ
「君に届け」は漫画から派生してアニメ、映画、配信ドラマまで制作されたわけだけど、どんな形になったとしても、先の展開がわかっているとしても、気持ちよく感動できて気持ちよく泣ける作品として成立している。
これはやはりキャラクター設定も含めて原作が素晴らしいという事に尽きるのだと思う。
NETFLIX製作の配信ドラマというと、なんとなく期待感が薄く感じてしまうのだけどこのタイトルを観てつい反応してしまった。我々の世代にとって「君に届け」はそれくらい記憶に残る重要なキーワードになっているのだなぁと改めて感じた次第。
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