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不均衡を抱き締める。
海を見ていた。ある人とほんの一瞬、まるで永遠のように。
その人は大きなキャンパスに絵を描いていて、私たちはその前日に初めて、リーダー合宿のようなものの夕食会場で出会った。なぜかホテルのバイキングが売り切れかけていて、並んでいるのにおかずだかお味噌汁だかがラスト一個で、前に並んでるその人に「ずるーい」と話しかけて、ジャンケンした。
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2,709字
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「旅に連れて行きたい」と思うのは、情緒に寄り添ってくれる言葉が描かれた小説やエッセイ。そんな文庫本を的な存在を目指して始めたノート。あなたの人生という旅に、ぽっかりと考える時間や心の動きを。
文庫本的、やまかわさき。
¥600 / 月
つまるところ、私は「もっとピュアに生きたい」ともがいているのかもしれない。離婚、子育て、パートナーシップ、仕事、旅…など公開するにはオープ…
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