見出し画像

沖縄市志塾フリースクールLINOさんを訪問して

どうも、﨑山です。
これから、フリースクールや子たちのキョウイクに関わる場所を巡ります。
少しの時間なので本当に表面のことしか見れていないと思います。
しかし、感じたことをことばにし、共有したいと思います。


1 志塾フリースクール LINOについて

志塾フリースクールは、こどもたちの教育機会の充実、日本の既存教育における補完的役割を担うことを目標として1997年に大阪に開校。
その沖縄校がLINOさんということ。以下HPを掲載。

2 LINOで感じたこと

LINOさんは、インスタを調べているとHITし、代表の深澤さんにご連絡すると、見学について快く受け入れてくださった。深澤さんに感謝。

朝、2階にある教室の扉を開けると子どもたちが笑顔で挨拶してくれる。そ
れは当たり前のことだったけれど、みんなから温かい空気が流れている。


時間を知らせる音楽。
小学生、中学生、スタッフが円になって座りお話するところから1日が始まる。
今日の流れを確認した後、午前中は学習の時間。
それぞれのペースに合わせた個別学習が始まる。

内容は英語、数学、歴史、漢字、社会、理科、様々だ。
それを、スタッフが寄り添いながらしっとりと一緒に考えている。

みんなが当たり前のように自分のスケジュールに合わせて淡々と学習を進めていることに、とても驚いた。

中学3年生、男子2人が数学の問題を解きあっている。

「もうそこまで進んだば?ちょっと待ってよ!」
「うん。やってるよー。」
「俺もやらんと!」

そんな言葉を交わしていたと思う。
仲間がいるって、本当に素敵なことだよね。


そのほかの子たちについても、
明誠高等学校(通信制高等学校)のサポート校ということもあり、
今までの学習に対するノウハウの蓄積も信頼もある制度をベースとして。
学習を中心に、落ち着いて雰囲気が流れていた。


深澤さんも仰っていたが、
子どもたちにとって、「勉強ができる」って
結果も分かりやすくて、自己肯定感に繋がる。
自分のペースで向き合って、前分からなかったことが分かるようになって。
それを自分や自分たちで選んで決めて取り組むから、
分かりたいと思って。


深くは分からないから、想像することしかできないけど、
小さな自己否定、大きな他者からの否定にさらされていたであろう子どもたちの、
「自分は、自分たちはできる。」
という、自信が伝わってくるそんな場所でした。

私自身、小学生と主に関わることが多かったけれど、
その子たちの先の存在。
かっこいい先輩の姿が印象的。

このような学びを続けている子どもたちの姿が見れたこと、とてもいい時間であった。

3 終わりに

急な申し出にも関わらず、快く受け入れてくださった深澤さん始め、スタッフ、子どもたち、本当にありがとうございました。

LINOさんがここに至るまでの、関わるみんなが積み重ねた歴史を想像することができ、理想の姿を見せてもらえた気がします。

本当に有難い経験。感謝。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?