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死ぬなら過労死がいい

今の私は、徹夜で友人とゲームをしてしまったことで自律神経が破壊され、情緒不安定になっている。本当に大変だった。朝の9時頃からラインのやり取りを始め、11時ちょうどからモンハンを開始。お互いゲームのことになると集中力が異常なほど上がるため、その勢いのまま無限にゲームを続け、気づけばもう15時30分。昨日徹夜だった友人の身体は遂に限界を迎え、私を置いて先に眠る。仕方がないので通話をつなぎながら勉強をする。なんだか、太ももの上で猫が寝ているような感覚だ。猫飼ったことないけど。そのまま9時まで食事やお風呂休憩を取りながら勉強をしていたら、今度は別の友人から電話があり、「マイクラをしないか?」と言われた。マジかよ、今週の火曜日あたりに「もう受験勉強もあるしマイクラは日曜日だけにしよう」と約束をしたはずなのになあ…その場の勢いでマインクラフトを開き、結局夜の2時までやってしまった。皆で19頭エンドラ討伐したの楽しかったな。終盤は全員が意識を朦朧とさせながら、しかし先鋭にエンドラの背中を狙う。
その後、モンハンをしていた友人からまた電話がかかってきて「モンハンしない?」私を殺す気か。でも、こうして死にかけながらゲームをするのが本当に楽しいので承諾し、結局朝の7時あたりまでぶっ続けでやってしまった。通話をつないだままベットにぶっ倒れ、9時までいろんな話をして、その途中で寝落ち。本当に壮絶な一日だった。
こんな風に一日中遊ぶ体験は、今高2の私にとって本当にありがたいことだ。「なんのために勉強をしているのだろう」という思案を一瞬でぶっ飛ばしてくれる。ただの先延ばしだからあんまりいいとは言えないけどね。
さて、ここまで生活習慣ガン無視で徹夜した話をしたわけだが、この体験を通して一つだけ分かったことがある。それは、「死ぬなら過労死の方が良い」ということだ。人は、寝る間を惜しんで何かをすると睡眠不足になり、その状態でまた更に頑張るとストレスが蓄積され、心筋梗塞、脳出血、急性心不全等になり死に至る。そう、好きなことを2徹 3徹でやり続けるだけで死に至れるのだ。好きなことで心を満たされながら、徐々に自律神経が崩壊し、暖かいのか、寒いのかわからないまま心筋梗塞なりで死に至れる。嫌なことを全て忘れ、自分の魂と全ての情報をこの世から解放できるのだ。

どうやって死ぬのかは先に決めておく方が圧倒的に楽になる。嫌なことや辛いことがあっても、「まあ死に際だけは私の主導権で事を運べるし」と逃げることができる。逃げられるって楽だ。


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