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【心理学的支援法】フォーカシング
創始者
・ジェンドリン
・元々は哲学者だが、生の体験を如何に言語化するかに関心を持ちロジャースの弟子に
・ジェンドリンはカウンセリングの成功、不成功はロジャースの研究から明確となったカウンセラーの3条件だけでなく、クライエント側の問題でもあることに気づく
※クライエント側の問題=フェルトセンス(felt sense)の有無
※フェルトセンス=内的な気づきや身体的な感覚に触れる能力
特徴
・カウンセリングにおいて愚痴ばかりこぼすクライエントより、カウンセラーとの言葉のやり取りで気づきを得て、言葉を選びながら話すクライエントこそ成功に近い距離にある
・体験過程様式=どのレベルで体験に触れているかを測るスケール
・体験過程=人は瞬間、瞬間で生の体験を選択により推進しており、体験が変化する可能性を有している、ゆえに体験は「過程」である。
・フェルトシフト=前概念的な〇〇に象徴が結びつき、言語化された時の体験を指す。フェルトシフトの体験は、献立を思いつかない時に、自身が食べたいものをイメージでき、すっきりした感覚を得ること
・フォーカシング指向心理療法
フォーカシングに注目した心理療法のことを指す
参考
・体験過程スケールを開発した池見先生や三宅先生は関西大学と四天王寺学園の教授
進学先の一つに検討しても良いのでは?