成人の日
成人の日。
毎年この日に掲載される、この系の広告が昔からなぜか少し苦手だ。若い世代が眩しくなるからか。若いって素晴らしいな、良いなと最近よく思ってしまう。そして、あの頃ぼんやりと思い描いていた姿と全く違うところにいる自分に愕然とするからか。それともあの頃から成長出来ていない自分を認識するからか。
けれど今年は、なんだか刺さった。
そうか、三谷幸喜さんのお立場ですら、
あの頃、同じようなことを考えていて、
それは、今も形を変えながらも継続中なのかと。
確かにこう考えると、なんだか少し肩の力が抜ける気がする。
そして、クスッと笑える三谷幸喜さんらしい文章だ。
もう成人式2周目くらいと思うと、
本当に空恐ろしい。
けれど、ファッションの流行が10〜20年周期とか言われ、最近それを実感していて、本当に歳取っているんだなぁと思う。
あの頃と内面的には何も変わらないと思いつつも、きっと変わっている部分もあって、
そこをうまい具合に見つけて楽しんでいければなぁと思う。
なんだか、心ざわつくニュースが多いこの頃だけれど、他者と自己の分離を上手に意識しつつ、アップデートしていきたい。
なにはともあれ、時代が変わっても振袖がたくさん見られる日、結構楽しい。