変わり者の文系外大生がメキシコでアナリストしてる話
初めまして。メキシコに住みながら、日本とメキシコで企業様向けに
データ分析を使った組織改善のお仕事をしています、
小柳出紗季(おやいで さき)です。
また、起業・副業初心者の方には
ビジネスの全体設計や基礎知識、強みを活かした商品作りなど
をコンサルさせていただいています。
そんなわけで今はデータを扱う理系っぽいお仕事をしていますが、
日本の区分で言えば私は思いっきり文系です。
日本って文系・理系って分けるのがなんか不思議ですよね。
…と海外に住んでみて思います。
メキシコでは文系か理系かって誰にも聞かれたことがないですね。
私は中高とプロ野球大好きっ娘でした。
それで球場に応援に行ったりテレビ中継のスコアをつけたり
自分もソフトボールをしていた関係で(?)
「よし!私は将来プロ野球の球団通訳になるんだ!」と思っていました。
「日本でプレーしている外国人選手はラテンアメリカの選手が多いから、
スペイン語を勉強しなければ!」って感じで外大進学を決め、
「外大行くには英語勉強しなきゃ!」って感じで文系女子が誕生しました。
高校2年か3年になって理系の人たちが難しい公式と格闘しているのを見て、「うわ~大変そう」って思っていましたね。
とは言っても、私は数学とか物理とか好きだったんですよね。
特に苦手意識もなかったし、むしろ文系って
数学嫌いからの自動的に文系になりました系
の人が多かったので、文系の中では数学の成績は常に学年3位くらい
には入ってました。
大学のセンター試験も数学満点だったし(数Ⅰだけですがw)。
そんな感じで神戸外国語大学に合格したんですが、卒業間際、
高校のときの英語担の教頭先生にある本をもらいまして、
なんて名前だったか忘れちゃったんですがとにかく
「英語ってのはただのツールだからそれをどう使うか考えないと
将来仕事にならないよ」みたいな本だったのを覚えています。
何となくそれ以降、通訳っていう言葉を訳すだけ(失礼)の仕事に
疑問を抱き始め、ラテンアメリカの文化に惹かれ始めました。
(ラテンアメリカ系の先生たちに変わってる人が多くて親近感がわいたのかも。笑)
…の流れで、せっかく留学行くなら学校行くだけじゃもったいないよな~
と思っていろいろ調べていたら、メキシコにはストリートチルドレンと
呼ばれる子どもたちが路上生活をしていることを知り、
留学中の半分はストリートチルドレンの支援施設でボランティアで
働いたりしていました。
後に、そのときの活動がきっかけで知り合った今のメキシコ人の夫と
結婚しメキシコに移住してきたのですが、
特に先のことを考えていなかったついでに「ビジネスしよう!」と思い、
某有名キャラクターを日本から正規輸入し代理店に卸すという
ビジネスを始めました。
今思うと超ラッキーパンチで売れていましたね。
キャラクターのブランド力がすごかったもので。
あと、そのころのメキシコってキャラクター雑貨は
ディズニーかキティちゃんくらいしか存在してなかったんですよね。
そんな中で日本で流行ってるキャラクターグッズが
うちの店でしか買えないって状況だったので、
ホームページとフェイスブックを用意しておけば
勝手にお仕事入ってくるみたいな感じでした。
「あ、なんだ商品あったらものって売れるんじゃん」
と思ってあぐらかいていたんですが、そんな時期もつかの間、
そのキャラクターのメーカーさんからの一時輸出ストップがあり
売れ筋の商品が入荷できなくなってしまいました。
「ターゲット変えずに商品いろいろ仕入れたらいけんじゃない?」
と軽い考えでいろいろやってみたものの全く当たらず、
ECサイトで消費者向けの販売を始めたりSNSで発信したり広告打ったり
ブログメルマガ始めたり、いろいろと試し始めました。
元々数字とかデータを眺めるのは普通の好きどころかマニアック的に
好きだったのでグラフ作ってレポート作ったり(自己満)
アナリティクス見たりで立て直しを試みたんですが結局うまくいかず、
その後輸入ビジネスは畳んでしまいました。
それから再就職しながら数年かけてビジネスを学び始め、
「ビジネスの全体像が分かってきたけど何売ろう…」と思っていたときに
統計学に出会ったのが今のお仕事につながるきっかけです。
ちゃんとプロの先生に教わるようになって、
・数字が「10」違うとはどういう意味なのか?
・過去に起こったコレと同じことが起こる確率はどのくらいなのか?
・関係がありそうなこの二つの事象って因果関係があるのか?
みたいな、過去の私が悩んでいたことをちゃんと理解できるように
なってきました。
それ以降、
数字が活用できるようになればビジネスをもっと伸ばしていけるような
起業家の方々にデータ活用のアドバイスをしたり、
データは取っているけれどなかなか分析しきれていない経営者の方々に
課題解決を含めた分析のお手伝いをしたりするお仕事を
させていただいています。
・理系の「難しい数式バリバリ専門」のアナリストさんたちにはできない、
文系だからこそできる分かりやすい説明
・起業経験、ビジネス失敗経験、4年かけてコツコツ学んできたビジネスの基礎知識
・その過程で学んだ心理学やセールス、マーケティングの知識に統計学を合わせて
「私にしかできない課題解決のためのデータ活用」
でビジネスのお手伝いをしています。
数字に弱い人の多い文系集団の中で長年過ごしてきた経験もあるので、
「分かりやすく」「現場が使える形で」データ活用していくアドバイスも
可能です。
過去の私のようにデータやロジカルシンキングがうまく活用できなくて苦しんでいる人を少しでもお助けできるようサービス提供しています。
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