なぜ役者をやめたのか。その⑥

こんにちは。
さきみゃです。

「なぜ役者をやめたのか その⑤」のつづきです。

私は元々芸能界で女優を10年ほどやっていました。

初対面の方に、以前まではこのことを言っていました。するとみんな口を揃えて「へー、どんなテレビ、CM出てたの？」と興味津々に私に聞きます。

芸能界ってそんなに憧れの職業なんですね。

みんなすぐなれるのに。
と私は思っていました。

そこで、芸能界を今から目指す方のために
私から言えることをご紹介します。

①芸能人が好きだから女優になってるわけじゃない人もいる
②芸能界に入るのは簡単
③芸能事務所は選んだ方がいい

この3つです。
では順に紹介していきます。


①芸能人が好きだから女優になってるわけじゃない人もいる
の結論です。

私は、芸能人にはほとんど興味がないです。
なので、女優さんの顔と名前が一致できない…。
友達の話を聞いて、調べてやっとって感じでした。
それでも、
今の自分の性格を変えたい
有名になってあいつら見返したい。

最初はそれだけでした。
芸能人が好きだから
芸能界に入る方もいる中で
私は少し異質なのかもしれませんね。
(あくまでも個人の自由です)

今日からは②芸能人になるのはかんたん 
というお話をします☺︎

本編

私は自分を変えるために
一歩を踏み出しました。

もちろん最初は少し不安だったと思います。
オーディション落ちるかも
とか。
明るくなれなかったらどうしよう。
とか。
とにかく今の自分が嫌いだったので…。

「今しかできないことやっとき！」

背中を押してくれたのは母でした。

その一言で、
私は思い切ってオーディション会場へと
足を運ぶのです。

芸能事務所は大手でした。
雨の中会場へ行き、
会場に入りました。

中には、
可愛い子やキラキラした子
(メイクや服で)
歌の練習をする子
ダンスの練習をする子

それを必死で
「こうよ、もっとこうしなさい」
と指導する保護者。

私と同年代の子達。
年上も幼い子もいました。

私は不安よりも
不思議とワクワクしていました。

この人たちと
これから仲良くなれるなんて、
なんて幸せなんだ！

この人たちと一緒にいれば
私もきっと明るくなれる。
性格が変わる。
うれしいーー！！！！

って期待の気持ちの方が
大きかったです。

オーディションは
5人ずつ呼ばれて、
自己紹介後、
事前に教えられたダンスを全員でして、
1人ずつ演技していくものでした。

とても楽しかったです。

オーディションでは合格。

芸能事務所へ所属することになったのです。

さまざまなオーディションを受けたり、
レッスンを受けて演技やダンスを磨いていきました。
レッスンを受けている時間は、
学校に行ってる時間よりも
楽しくて楽しくて
仕方がありませんでした。

レッスンの中では
友達もできて
新しい居場所ができつつありました。

今日はこの辺で☺︎
また今度です。