サキモリ

消し炭になった元ゲームシナリオライター。 ねことゲームと写真と旅行が好き。 スキ❤️をしていただくと撮った写真が見れます。

サキモリ

消し炭になった元ゲームシナリオライター。 ねことゲームと写真と旅行が好き。 スキ❤️をしていただくと撮った写真が見れます。

最近の記事

朝の、駅のホームの光と影のコントラストが好き。

    • そうだ、浜松に行こう③過去と未来をつなぐ街(最終回)

      浜名湖でゆっくり心を癒し、浜松市内に戻る。 夕食を取るにはまだ少し時間が早く、私たちは市内にある浜松市楽器博物館に足を運ぶことにした。 浜松駅の駅前にある市営の博物館なのだけれど、とても綺麗でこだわりを感じる博物館だ。 入館料は800円。 少し高いかもしれないけれど、世界中の楽器を眺めることができ、触れるエレクトーンや電子ドラム、休憩ができるソファーもある。 そこそこの価格感にしておけば、冷やかしのように入ってくる人も減るだろうし、入館料は楽器やその文化を守るために使われる

      • 週末は日比谷のブヴェットでご飯を食べた。たまに必要。こういう時間。

        • そうだ、浜松へ行こう②浜名湖はほぼ海だった

          浜松駅で魂の音を聴き、すっかり元気を取り戻した私は、浜松駅から約10分の弁天島へやって来た。 弁天島は、浜名湖と太平洋の間にある埋立地だ。 埋立地だよな?と思って調べてみたら、明応地震の前は比較的しっかりした土地があり、島という特性上、地籍による争いが何度も起きていたらしい。知らなかった。(Wikipedia) 海が近いから、浜名湖は、湖のほうを見ると遠くまで景色がすこんと抜けている。ほぼ海。 汽水湖だから、雰囲気も水質もほぼ海といっていい。 4両編成の短い電車から弁天

          そうだ、浜松ヘいこう①

          ようやく秋めいてきた10月初旬。 ひょんなことから、「餃子でも食べに行こうか」という話になった。 少し前に書いた【シェルターガーデン日光】の旅から約1ヶ月。 パートナーと私は仕事に忙殺され、あの豊かな旅行体験はもう記憶の彼方。 なぜ私たちは今都内にいるのか? あの体験は夢だったんじゃないか? 夜半に通話をするたびにそんな話になった。 旅の予定地は、はじめは宇都宮だった。 言わずと知れた餃子の街で、私の大好きな大谷資料館もある。 今ではずいぶん有名になったけれど、大谷

          そうだ、浜松ヘいこう①

          コメントにお返事したり次のノートを書いてみたり。 次の話題は浜松の旅です。

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          エンタメはスナックでいいのか?

          令和の時代。エンタメの消費スピードがとてつもなく速くなった……と感じる。 消費者として選択肢が多いことはありがたい一方、選択肢がありすぎてむしろ手出しがしにくいなと感じたり、作り手としては「どれだけ頑張っても、作ったものが大きくなっていかないんだよな」と思ったりもする。 最近、スマホ媒体のエンタメ(ゲーム・Webtoonなど)でよく聞くのが、スナックカルチャーという呼び方だけれど、 「スナックのように手軽に。短時間でどこでも楽しめる」というその言葉の裏には「感動も、記憶も手

          エンタメはスナックでいいのか?

          アルバム

          長年育った千葉の実家から徒歩10分ほどのところに、幼いころ祖父母が住んでいた。 祖父は小学4年生の時に他界し、祖母も高校生の時には亡くなってしまったので今はもうその家は存在せず、跡地には伯父と伯母が居を構えている。 私は実家からそう遠くない場所で一人暮らしをしているので、時折その家の前を通りかかるのだけれど、そのたびにふとあの古くて薄暗い昭和の住まいを思い出す。もう、記憶の中にしかない、思い出の城だ。 私にとっては優しかった祖父は、昔はずいぶん怖い昭和の頑固おやじだったら

          とんでもなく贅沢な日光旅行をした話(シェルターガーデン宿泊記)

           関東近郊に住む者にとって、日光は比較的気軽に行ける旅行先だと思う。 おおむね、小学校の修学旅行で初めての東照宮参拝を済ませ、そこから大人になるまでにおそらく1、2回は旅行の候補先に挙がる。   とはいえ「東照宮」と「中禅寺湖」はどちらも駅からそこそこ距離があり、車の免許がない者には選びにくい。 かくいう私も免許がなく、日光に行くたびに行くのは、徒歩でアクセスできる「東照宮だけ」というのが定番になりつつあった。 正直なところ、期待値がもうあまりない。日光はそんな場所だった。

          とんでもなく贅沢な日光旅行をした話(シェルターガーデン宿泊記)

          2024/07/14~07/20

          07/14~19日 ここのところ、落ち着かない日々を送っている。 「仕事を変えたから」というのが大きな要因ではあるけれど、そのほかにもなんとなく焦燥感があり、セルフネグレクト期に入る前のような雰囲気だ。だいたい緊張感のある仕事を長く続けると、セルフネグレクトに入る……というのが私の今までの傾向で、本当によろしくない。 仕事ではできるだけ感情や制作物に波が出ないように調整する分、ガタガタっとプライベートにしわ寄せが来るのが私の悪いところで、今までも何度かそれで身を持ち崩してい

          2024/07/14~07/20

          Restart

          3月末にゲームシナリオの仕事を辞めて、別の業界へ足を踏み入れた。その選択が正しかったのかはまだわからないが、ありがたいことに新しい会社でもそこそこうまくやっている。(ゲーム会社をやめるに至るまでには、まあいろいろとんでもないドラマがあったんですが、またそれはいずれ) もともと、誰かと仕事をするのが好きだから、フリーという選択肢はなかった。さぼり癖もあるし、監視の目なしで家で仕事ができる気がしない。 オフィスのいいところは、人の目があるところだ。ほどよく緊張感がある。 5月

          最近のこと

          そんな日常を送っています。

          最近のこと

          秋の夜更け

          ソーシャルゲームのシナリオ書きを長いことやっているけれど、そろそろ潮時かな。とぼんやり考える。 息つく間もない仕事だし、社内にいれば仕事を選ぶこともできない。 そろそろね、40も近いし、働き方も考えないといけないね。

          秋の夜更け

          ゆっくり呼吸ができる場所

          お久しぶりのnoteになってしまいました。 仕事が忙しかったり、プライベートで人と会う機会が増えていたりと、理由は色々です。 過去とは地続きで、でもどこか去年までとは違う1年を過ごしています。 趣味にカメラが加わりました。 こちらは東京駅。KITTE の中にあるインターメディアテク。 私が今、1番自分らしく呼吸をしていられる場所。入場無料の博物館です。 古くて美しいが好きな方は是非、一度足を運んでみてください。 あとは鉄道博物館とか。 まだまだ、いろんなものを撮りたい

          ゆっくり呼吸ができる場所

          雨がすごい

          人はどこにでも行けるようで、 雨ひとつでこんな狭い部屋に閉じ込められ、どこにもいけなくなってしまうのだと痛感する。

          雨がすごい

          言葉の無力さを知る

          何を言おうとしても、どれだけ言葉を尽くしても、私は今この人の力にはなれない。本当の意味で救うことはできない、と思うことが最近あって、人は、言葉は、時に何て無力なんだろう。と何とも言えない気持ちになってしまった。

          言葉の無力さを知る