1995年手作りブーム
フェルトで手芸
誕生日に手芸セットを買ってもらった。
フェルトで作る小物の本も一緒に買ってもらい、せこせこ手作りで色々と作った。
父の日にねずみの人形を3つ作り、割り箸で棒をつけて自作の人形劇を披露したら、とても喜んでくれた。
お菓子づくり
Cちゃんと、もう1人仲良くなったDちゃんと、小学校の図書室でお菓子づくりの本を借り、放課後お菓子作りをした。
レシピを読み、粉を軽量し、材料を混ぜ、オーブンで焼くと、小さなチョコチップケーキが完成した。
翌日3人で大好きな図書室の先生のところに持って行きプレゼントした。
優しい先生は笑顔で受け取ってくれた。
手作りの楽しさ
娘は毎日折り紙や画用紙で何かしらを作り持って帰ってくる。
昨日は折り紙でハートの魔法スティックを自作してきた。
できあがったものは全部大切で、制作物をしまう大きな引き出しは常にパンパンだ。
娘を見ていると、手作りの喜びを思い出す。
手作りは楽しい。
何を作ろうか本を眺めながら考える。
材料を揃えて、ああでもないこうでもないと手を動かすと、はい完成だ。
こういう手順でこれを作りなさいと誰かに決められても全然面白くない。
自分の内側から、作りたいという気持ちがムクムク湧いてきて、ワーっとつくるのが楽しいのだ。
手芸やお菓子づくりがその後劇的に上達することはなかったが、思うがままにどんどん作っていたこの頃、手作りのワクワク感をたっぷりと味わうことが出来た。