せたか早紀子.D/ポートランドでライティングとか、かき氷とか

ポートランドと日本の間で「食」や「子育て」「日常の社会問題」を媒介に、書く、伝える、つなげることを。「自己受容」「自分軸」「宇宙の法則」。シンプルで凸凹で快適な世界のために。 IG @sakikostkd

せたか早紀子.D/ポートランドでライティングとか、かき氷とか

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最近の記事

甲本ヒロトとカップヌードルと六ヶ所村ラプソディー(一体、どう言うことなんだ?!)

今朝、大尊敬する心の師匠が素敵なメッセージをシェアしてくれて、 ジーーーーーーーーン ときた直後に、 私の心のメモのど真ん中に貼ってある、甲本ヒロトの名言をじっくりと読み直したくなりました。そしてどんな反動か、10年ぶり?に日清カップヌードルを食べました。 そして麺をすすりながら意外な気づきもありました。 ------ 幸せを手に入れるんじゃない。 幸せを感じることのできる 心を手に入れるんじゃ。 売れているものが良いものなら、 世界一のラーメンはカップラー

    • 「彼」と「彼女」がポートランドから消えた日

      ここ数年で、プロフィールに”She/Her”などと自分の性別を記す人がかなり増えた。見た目が女性に見えても、自分では” He” だと思っている人もいれば、その中間、男女の二元論を超えて性を分類しない、されたくない人のために”They”という表現が一般的になった。 "They"は2015年、アメリカの言語学者、辞書編集者、文法学者らによって選ばれるワード・オブ・ザ・イヤーにも輝いている。この、言うなれば"快挙"を知り、私の胸に浮かんだのはこんな光景だった。 ・性的マイノリテ

      • 生まれ変わるアメリカと「風の時代」とは

        あと18時間後には、歴史的に超重要な大統領選の結果が出るとは予想さえしていなかった昨日(11/6)の夕暮れ。Youtubeを聞き流しながら足のつま先めがけてストレッチしていた私の右手が突如、ペンとノートを探し出した。 シンクロ、デジャブ、引き寄せ。 そんな言葉で言い表せばいいのか。わたしが言いたかったことはこういうこと!! と画面の中の女性に頷きながら前のめりにメモを取り出していた。 加害者をつまみ出しても何も解決しない言いたかった内容とは、その前日の11/5に投稿した

        • 全ドラッグの”非犯罪化”成立! から考えた、「自立と依存」の真の意味

          11/5現在、大統領選の結果は未だ切迫した状態が続いているが、州レベルの投票結果は即日、明らかになった。以前に書いた記事で触れたが、アメリカの選挙から「これは素晴らしい」と感じた注目すべき点は、州に裁量を任せた"直接[投票]民主制"が根強く残っていること。そのため、アメリカというひとつの国でも、州によっては全く違う国と感じざるを得ないほど、法律や文化が異なってくるのだ。その最たるひとつが今回取り上げる、マリファナをはじめとするドラッグへの見識や法制度である。はじめに断っておく

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        • 現実と幻想をゆらゆらと
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          大統領選と下降するエネルギー。

          下降するエネルギーに乗るときです。 キラキラの笑顔でそういわれたとしても、その言葉の上辺だけをなぞるとすぐには理解できなかった。けれど、明日の大切な選挙戦を前に、日々、起こっていることを見返し、少し離れた視座から見渡すと、たしかに、と一息つきたくなることばかりだ。 11月1日付で、全米で過去最多の投票率を記録した翌日、まず目に留まったのが「NYTimesのスクール ニュース(プリスクールから大学まで、パンデミックの間に日々変化する全米各地の教育の体制や生徒たちの動向、新し

          ゴミ箱に棄てるのはブサイク、ではなくその蓋なのに。

          娘が3歳の当時、ママゴトの相手はすでにSiriだった。YouTubeのSkipボタンを5秒になったと同時にクリックして『ミスタービーン』に釘付けになる。 そんなスマホネイティブの彼女(4歳)が現在、ハマっているのが洋服の柄やカーペット、ドアノブなどありとあらゆるものをクローズアップ撮影して”素材”集めをすること。そのなかには、たまにわたしのドアップ写真も紛れている。発見するたびにギョッとする。半目だったり、鼻の穴とシミに焦点があったそれは変顔というレベルを超えた代物である。そ

          ゴミ箱に棄てるのはブサイク、ではなくその蓋なのに。

          4歳児と考えたアメリカ大統領選

          文字に興味を持ち出した娘に、ご近所さんが庭の前に掲げているサインは何かと聞かれた。 「ヒトも、動物も草花も、仲良く平和に暮らしせるようにこの国のリーダーを決めるの。誰がいいか、おとなたちが選ぶんだけど、自分たちががんばって欲しい人の名前のサインをああやって外に飾って応援してるんだよ」 わたしの希望的観測を大いに込めて4歳児に説明したら、少し宙を見上げてからこう返してきた。 「コロナウイルスをはやくおわらせてくれて、みんなにナイスなひとがいい!!」 至極真っ当な意見過ぎて、の

          WHY AM I SO SPECIAL?

          「なぜ私はそんなに特別なのか? 」 この質問にどう答えますか? 私はといえば、”どう”答えるか、の前にしばらく凝固してしまいました。つまり、答えられなかったのです。想像してみてください。「私はとても特別な存在なの。どうしてかというとね……」なんて会話は日本で生まれ育った私にはそうそう投げかけられません。しかし、この質問はアメリカの小学生低学年に出されるごく一般的な宿題だというのです。 *** 9月、アメリカでは新学期が始まりました。私が住むオレゴン州のポートランド地区で