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Sixteen Going on Seventeen(もうすぐ17才)
先日の投稿「鐘」で、映画『サウンドオブミュージック』の言葉を紹介しましたところ、この映画をご覧になった方からどの場面にでてくる言葉かというご質問をいただきました。こういうお声はとても嬉しいですね。
鐘は鳴らさなければ鐘ではない。
歌は歌わなければ歌ではない。
愛もまた、人に与えるまで愛ではない。
愛は心に秘めておくために与えられたのではないのだから。
これは『Sixteen Going on Seventeen(もうすぐ17才)』の詞なのですが、実はこの部分、原曲の冒頭にあるものの映画の中ではカットされています。
A bell is no bell til you ring it
A song is no song til you sing it
And love in your heart wasn't put there to stay
Love isn't love til you give it away.
とても素敵な歌詞なのに、映画でカットされたのはなぜだったのかしら。とはいえ映画も、夕食を抜け出したリーズルとロルフが、この曲の調べに乗って踊るシーンは初々しく、二人の内なるときめきに共感を覚えたのを懐かしく思い出しました。
暗い時代にあっても歌は人の心に光を届け、ささやかな喜びと大きな勇気をを与えてくれます。「鐘は叩いて初めて鐘になる、歌は歌って初めて歌になる。そしてあなたの愛は、ただそこに置いておくものじゃない。愛は与えて初めて愛になるのよ」
久しぶりに聴いたジュリーアンドリュースの歌声に、懐かしさと得も言われぬ幸福感がよみがえりました。皆様もぜひ聞いてみてくださいね。今日のバラは「エーデルワイス」。今日もいちりんあなたにどうぞ。
『Sixteen Going On Seventeen』 (Reprise / Alternate Version)
https://www.youtube.com/watch?v=ScRvHqdevKE
バラ 白 花言葉「約束を守る」
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