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毒親育ちで、毒親になる事を手放す事の歪は自分に?

我が家は、毒親家庭だったなぁ〜…と。
「反抗期なんか来て、親に楯突いたら捨てます!家に入れません!」と、小さい頃から当たり前に言われてた。

だから、捨てて欲しくて家出した事のある私(笑)
当たり前だけれど、捨ててはくれませんでした。
小学生低学年の頃には、家出をして近所の大好きなおばちゃんが拾ってくれたらいいな!あそこの家の子になりたいな!と思った事が!
(もちろん、近所のおばちゃんは拾ってくれて、母に引き渡したでしょうけど!)
なので、18歳でアルバイトしてお金貯めて、家出!
心配性な親に、借りたアパートは伝えたけど、
保護者の印鑑は、一緒に暮らす女友達の親から。
親には事後承諾で、押し切って家を出た。

「いつか親になったら、あなたがやった事、
自分の子どもにやって返されるんだから!
その時に親の苦労を知りなさい!」
って言われた言葉と、その時の悲しみと怒りの色が強く帯びた母の目を今でも忘れられない。
だけど、コーチングや心理学学んで子育てしたから、
苦労はしても、苦労の質は違ったな。

毒親からコントロールされて、
自分の子育てはコントロールを手放して…
そこに『歪』を感じる事が、正直あります。

私自身が満足な子ども時代を過ごしてない。
子どもらしさをやり尽くしてない。
その感覚が今もあります。
言ってみれば、親から見た「ダメな子」をやり尽くしていない。
そこの歪を、今でも引きずっている気がするのです。

我が子には、「ダメな子」という目で見るのではなく、
やりたい事をやりたいようにやらせたい!と思って関わっていて、
比較的やりたい事をやっているように、我が子は見える。
過去に私の母から「ダメな子」という目で見られた事を、我が子には自由にさせているつもり。
(それでも、我が子に聞けば「やれてない!ママは厳しい!」と言われると思う)
私の中の「ダメな子」がず~っとウズウズしている訳です。

掃除機なんてかけたくない!
やる“べき”事なんて、したくない!
早寝早起きなんてくそくらえ!
…そんな、子どもの頃の思考と感情を、積極的に選びたい私がいます。

そして、それを暫くの期間やり尽くしたら、
掃除機もかけたいし、やるべき事はチャッチャとやり尽くしたいし、
早寝早起きして、スッキリ積極的に生活したいのです(笑)

やはり、子ども時代をやり尽くさないと、大人になれないなぁ~!
なんていう気持ち。
子ども時代を、改めてやり尽くしています。
そして、スッキリと大人になりたいと思います。
アラフィフだけど(笑)

そんな経験を通じて、我が子には子ども時代を思い切り経験させて、
大人になる時には、【子ども時代のやり残し】を最小限にさせてやりたいと思います。

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