ゆめゆめソファー
語ることが沢山ある。
ゆめゆめの配役は
プレッシャーに
押し潰されそうになる
挑戦しかなかった
ゆめゆめ初演では
アンサンブルで参加し
憧れの先輩方を
一番近くで感じ
勉強し、楽しんでいた。
実は、実は
初演で小道具を作成中に
人差し指をカッターできってしまい
5針縫って
本番中人差し指曲がらない人間を
やっていたのは良い思い出。
皆さん、刃物には気を付けましょう。
本番中にセルフ抜糸して
ランボーの真似をしたのも
良い思い出。
痛かったぜ、ランボー
そんな夢のゆめゆめを
自身が演じる
坂本龍馬を知らない人はいない
そして高知出身のぼくである
稽古当初は、土佐弁で台詞を
しゃべっていた。
差別化という、レベルの穴埋めである
稽古も進むにつれて
自分の実力不足を
バンバン突きつけられて
何度もくじけた。
でもくじけたことによって
自分のお芝居や
台本を1つ1つ丁寧に
読み解いた。
自分にできることを
全力でやるしか
解決策はなかった。
それしかできないけど
それをやるしかない。
そうして、1つ1つ積み重ねて
西田さんに少しみとめて貰えたとき
一番嬉しかったなぁー
物語の軸を経験するのは
二度目だけど、
全然違うんだもんなー
そんなこんなで
人生で一番太ったのは
このときです(笑)
ストレス太りってやつ。
あと、髪切れよって思った。
まぁーしかし、小屋入ってからも
気を抜けない日々を過ごしていましたが
そんな中、息抜きになったのが
ソファーのやつ。
息抜きって言ったら
大変失礼だけど
もう伸び伸びやらさせて
いただきました。
あれは全てゆめゆめの
ストレス解消です。
しかも登場は二部から。
正しくは土頭から
足タレとして舞台上には
出てますが、
眠気との戦いだった…
稽古をしたのも
劇場が初。
場当たりと稽古が同時進行。
でもね、楽しかったな。
ゆめゆめを思い返せば
当時の自分を全部出したと思う。
毎日考えて考えて出た答えが
龍馬は脇役
軸でもなければ、回す役でもない
でも、児島さんと同じ意見に
行き着いたのは、嬉しかったし
先輩も沢山悩んでることが
わかった。
裏では
かれる山のご褒美役だなんて
言われてたことも知っていたし
ぼく自身もそう思っていた。
でも悔しかったから
出きることをやった。
結果はどうあれ
この作品での
気付きは大きかった。
このあと、元の体重に戻るまで
1年かかりました。
たいへんよー