
レーシック手術体験記
先日、念願の視力矯正手術(レーシック)を受けたのでレポートします!
私の目のスペックや背景
私は小学生の頃に目が悪くなり、それ以来、メガネ生活。
大学生からはコンタクトを使い始めて、メガネとコンタクトを併用していました。
手術前の視力は0.1ないくらい。
別にそのままでも、生活していく上でそんなに困っているわけではなかったけれど、コンタクトは目が乾いて長時間つけていられないし、はずすのが下手すぎて毎回目を傷めている気がしていたし、メガネはどうしても美容面でポテンシャルを発揮できていない思いがあり、
視力矯正手術をして、裸眼生活にしたいなぁとは数年前から思っていました。
そこで、そろそろ思っているだけではなく叶えたいと思い、2024年10月、ようやく検査に行きました!
私は誕生日が10月なので、自分への誕生日プレゼントとして年内くらいに手術できるといいかなと思ったし、検査をして仮に不適応だったら手術の可能性はなくなるので、願望に決着をつけるためにも。
行った病院は、「品川近視クリニック」です。
(名前に品川と入っているけれど、東京院は有楽町にあります)
レーシックかICLか
視力矯正手術といえば
・角膜を削る「レーシック」
・眼内コンタクトレンズを入れる「ICL」
の2種類がありますよね。
私は、検査を受ける前は、レーシックではなくICLを受ける気満々でした。
というのも、ググって調べてみると、
レーシックは角膜を削るので元の状態に戻すことができないし、視力がまた悪くなってしまう可能性もそれなりにあるようでしたが、
対してICLは、術後何かがあったとしてもレンズを取り出すことができるし、視力の戻りも少ないようだったので、ICLがレーシックの上位互換のように見えていて。
ですが、実際に検査を受けてクリニックで話を聞くと、私の目には、ICLではなくレーシックがおすすめとのことでした。
■「私の目にはICLではなくレーシックがおすすめ」と説明された内容詳細
・レーシックは確かに角膜を削るけれど、元々角膜に十分な厚みがある人であれば問題はない。(私は十分な厚みがあった)
・確かにICLは何かあったらレンズを取り出すことはできるけれど、レンズを除去したからといってその「何か」(後遺症など)が完全に解消されるとは限らない。
・ICLは目の中(虹彩と水晶体の間)にレンズを入れるが、レーシックは目の外側の角膜を削っているだけで、目の中にまで入り込むわけではないので、その意味でレーシックの方が安全性が高いともいえる。
・ICLは、レンズの厚みなどの関係で、もっと視力が悪い人の方が適応だそう。近視の世界では、視力0.1の私は軽度な方らしい。
・レーシックの近視の戻りについては、「角膜強靭化」というオプションをつけることで軽減することができる。
そこまで言われてICLを選択するほどひねくれてはいないので、
レーシックを受けることにしました。
性能の良いレーザーにし、角膜強靭化もつける、「強化版レーシック」的なプランを選択。
そして、ICLを受ける想定で11月や12月に手術するイメージでいたものの、レーシックはICLよりもダウンタイムが短いため、スケジュール的にいけると判断し、思いきって10月の最後の方、検査から3日後に手術をすることに急遽決めました。
手術当日
私の選択した内容的に、手術の工程はこの3段階。
①レーザーで、目にフラップ(ふた)を作成
②フラップを開いて、レーザーで角膜を削る
③角膜強靭化(※オプション)
手術時間は、ちゃんと時計を見ていたわけではないので体感ですが、多分、合計で30分くらい。
手術の正直な感想としては、不快指数がめちゃくちゃ高かった、、ひたすら耐え忍んでいました。
自分で受けると決めたから仕方ないけどね!不快なものは不快だった!
麻酔をするので術中の痛みはないですが、瞬きをしないように目を開く器具をつけるので、それがすでにぞわぞわするし、
視界がぼやけているのでレーザーとかは何がなんだか分からないものの、何かされているのは分かるので、終始心の中で「あああああ」とずっと叫んでいましたw
あと、①のときに眼球を押される感じがあって、人間、眼球を押されると「迷走神経反射」が起こって血圧が下がるそうです。
私は元々低血圧なので、これが効いてしまったようで、気持ち悪くなり、最終的に一瞬失神しました(汗)
気持ち悪くなった時点で申し出て、①の段階が終わった後、しばらく横になって休ませてもらって回復しましたよ。
レーシックでこんなことになるとは思いもよらなくて本当にびっくりした。
そしてなんとか②③も耐えきって手術終了!
その後は、目薬や保護メガネをもらって、保護メガネをして帰宅するわけですが、乾きとまぶしさのような感覚で全然目を開けられず、大ピンチでした(汗)
痛み止めや水分保持などの目薬を差しながら、なんとか数秒に1回目を開けて周りを見ながら帰宅しました。
本当危なかった。。
手術翌日以降・総括
手術当日は、視力が良くなっているのは分かるけどそもそも目を十分に開くことができなくてそれどころではない状況でしたが、
翌日からは、普通に生活できました!
目が疲れないように気をつけながら、仕事もしていましたよ。
そして、手術から約半月経った今は、術後の問題も特になく快適!
裸眼で過ごせる軽やかさを実感しています。
メガネのもどかしさ、コンタクトのつらさから解放されて、「軽やか」という言葉がまさに今の気持ち。
顔が軽やかなのでウキウキして新しいことをしたくなり、1年半ぶりに前髪を作ってみちゃったり。

レーシックのデメリットにも言及しておきます。
■ドライアイ
手術前より、目は乾きやすくなっているので、今のところ目薬は必須。
クリニックでもらったものをほぼ使いきっているので、市販のドライアイ対策の目薬を調達したところです。
こまめに目薬をすれば、まぁ大丈夫。
■ハロー・グレア
暗いところで、光がまぶしく感じたりにじんで見える現象のこと。
確かにあります。夜、街の電灯がにじんでいてまぶしいし、近づいてくる車のヘッドライトは、特にめちゃくちゃまぶしいです。
でもまぁ、ライトを直視せず、安全な歩道を歩けば大丈夫な範囲内かなと。
夜間の車の運転は、やめた方がよさそうです。
私は現状、車の運転はしないので、その点は問題なし。
なんとなく数年、重い腰を上げずにいたけれど、踏みきって良かった!!
視力矯正手術を検討している、どなたかの参考になれば幸いです♪