思い出しちゃった、やりたいこと
そう、思い出しちゃった!
厳密にいうと、ずっと思い出してたし、覚えてたけど、そんなにプライオリティ高くなく、まぁ余裕ができたららららら、よくアルアルの後回しにしていた。
何かというと、ダンスを習うこと。
私のダンスへの憧れは幼い頃からで、幼稚園のお遊戯的なちょっとした踊り?舞?を披露する時もノリノリ。
同級生の子を見ては、私の方が上手いと思っていた。
(性格は大目に見て欲しい)
当時子供が通えるダンスといえば、バレエだったのかな?
分からないけど、小学校3年生くらいの時からバレエを習っていた。
楽しかった。
大人と一緒だったけど、その人たちがみんな素敵に見えて、チャコット行くのも大好きだった。
今でも、そのお教室の匂いとか、キュッキュッて床の音や、飛び跳ねた時の床のボヨン感が思い出せる。
楽しかったけど、私は脚の病気になってしまい、一気に全ての運動と、歩く時には杖を使うか脚に金属の器具を装着しなくてはいけなくなった。
原因不明で、治療法もないおかしな病気。
自分で言うのは憚れるけど、運動は大得意だったから人生終わったと思った。
お母さんには毎日泣かれるし、泣かれても困るし。
運動ができるようになったのは中学も後半のことでそこから部活に入るなんてもってのほか、というくらい筋力はないし、成長期に片足使えなかったことの身体への影響は、想像以上。
高校生になっても、中学でバリバリ運動出来ていた人と一緒に部活なんて自信がなくて、せいぜい体育の授業くらい。
謎にハンドボールの授業で、ちゃっかり5をとる。なんで。
そして、ダンスをまた始めた。
ヒップホップとか、ここでまた謎だけど、先輩と文化祭でエイサーとか踊ってた。なんで。
でも楽しかった。
このままダンスを続けなかったのは、左右の身体のバランスが悪く柔軟性も左右差が大きくて、みんなと同じように動けないことがストレスだったし、うまくなれない気がしていたから。
なぜか、その後は美容や健康に関わる仕事が多くて、今となっては解剖学まで分かるようになり、筋肉のしくみを知ることで、自分の体のコンディショニングが少しずつ上手になってきた。
たぶん、今なら音楽とダンスを楽しめると思う。
踊ることは、魂の記憶って誰かが言ってた。
私もそう思う。