わたしがなぜ働くママを選択したのか
なぜこんな記事を書くのかといいますと、ママたちの働き方について、よく相談をうけるからなんです。
うちの治療院は、小児はりやママへの鍼灸治療が多いので、お母さんたちがたくさんやってきます。話をしていると、働いていて楽しいとか、働きたいけど働けないとか、専業主婦がめっちゃ楽しいとか、本当にいろいろなお声を聞きます。で、わたしは両方を経験したことがあるからこそ、相談されることが多いのかなーと。
そう。働くママと専業ママ。
わたしは両方の経験があるんです。
ってことで、まずわたしの経験をちょっと振り返ってみようかなと思います。
留年の危機を感じながらも、なんとか大学を卒業して、そのあとにスポーツを引退しました。第二の人生として鍼灸師を選び、結婚してママになってもずっと鍼灸師として働くぞ!と思っていたわけです。
鍼灸学校を卒業した年に、当時つきあっていた今の夫と結婚しました。家に子どもといながら専業主婦をするのが苦手で仕事が楽しかったわたし。2人目が生まれて保育園に入るまでは鍼灸整骨院で。そのあとはキャリアアップのために、鍼灸院へ弟子入りしました。(いまでも徒弟制度とかもあるんですよ、鍼灸業界。)
弟子入りして1年くらいたったころかな。娘の重度アトピーと食物アレルギー、チックに喘息。それに加えてワンオペ育児。
もうボロボロの濡れ雑巾みたいな状況になって
「わたしもう鍼灸師やめた。」
と、鍼灸師をやめたんです。
今考えても潔いというか、まあそれほどつらかったんでしょうね。
で、そこから1年半くらい専業主婦になり3人目を出産。子ども3人と一日家にいるんですよ。家事育児だけ。
もちろん子どもはかわいいし、楽しいんだけど、日々の充実感やら達成感がない。やってもやっても社会に必要とされていないような孤独感。お給料もないから、なにか夫に伺いながら買い物をしたり。でも仕事はしないし家事も好きじゃない。なんの目標もなく生きる。すぐにゴーロゴーロする、リアルぐでたまみたいなかーちゃんでした。
働くママと専業主婦の両方経験してみた結果、
どっちもいいことがたくさんあるし、大変だししんどかった
結局そんな結論でした。なので、あなたが本当にやりたいことをやればいいと思うんです。ここ大事。
あなたが本当にやりたいほうをやりたいカタチで選択する。
家族の理解が・・・という方は、何度も話しましょう。わたしも何度も夫には交渉や話し合いました。10年以上かけて今のカタチまでやっとつくれましたが、変わった今は以前にくらべてとってもいい世界。
なにより、お母さんが楽しそうに生きている姿をみせるのって子育てに大切なことだと思うんです。母親の背中もみせていこう。
働くママも専業ママも、自分のやりたい方ならどっちも素晴らしいと思うんだよね。
わたしのやりたいことが
ママでも働きたい。
目標をもって生きていきたい。
鍼灸を通してお母さんたちの力になりたい
それを選択した結果です。
あなたはどうしたい?
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