「デイヴィッド・ホックニー展」東京都現代美術館
2023.08.17
iPadで描かれた絵がスクリーンやプリントで特大サイズで展示されており、こういうのもありなのか〜という新鮮な印象を受けました。
拡大されているためブラシツール感がはっきりとわかり、大丈夫なのか?と思うも引きで見ると違和感がなく、デジタル絵画を引き伸ばした作品をもっと見てみたくなりました。
アートの価値ってアナログ作品の方が高いんじゃない?という先入観を持っていることを認識しました。
(元々アナログで描いていた漫画家やイラストレーターがデジタルに移行して個性が薄まったなあ…と感じるあれです)
ホックニーの絵は平面性がその特徴として挙げられるそうですが、カラフルな色とあいまって、子どもが描いたような純粋さがありました。
絵は現実を捉えていると言うホックニーですが、その生き方や視線が見えてくるような展示でした。