将棋の定跡書を読むおすすめの方法
みなさん、こんにちは、さきです。
将棋の定跡書って難しいですよね。
まるで呪文のごとく符号が延々と書いてあります。
局面図も掲載されていますが、次の局面図までの間に何手も進みます。
それに、手順の途中で分岐がたくさんあります。
符号の読み方を理解していても、連続する符号を読み解いて、頭の中で駒を動かして、内容を理解するなんて、よほど将棋に習熟した上級者じゃないとできないことだと思います。
もちろん、そんなことは僕にもできません。
じゃあ、どうやって定跡書を読んでいるのか、お教えします。
ずばり「Kifu for Windowsを使う」です。
Kifu for Windowsというのは、「柿木の将棋ソフトウェア」というウェブサイトで配布されているフリーソフトです。
WindowsPCで動かすことができます。
見た目は下の画像の通りです。
Kifu for Windowsを起動して、定跡書を読みながら、書いてある符号の通りに駒を動かして棋譜情報を入力していきます。
これだけなら盤と駒を使って並べるのと同じですが、Kifu for Windowsはもっと便利です。
手順の途中で分岐があった場合、分岐直前の局面まで簡単に戻ることができます。
そして、手順の分岐もきちんと記録してくれます。
入力が終わったら、「kif形式」のファイルに保存することができます。
同じ定跡書をもう一度読むときは、保存したファイルをKifu for Windowsで開きます。
そうすれば、記録されている棋譜情報の通りに駒が動いてくれます。
なお、kif形式のファイルの中身はテキストなので、テキストエディタで開くこともできます。
中身は下の画像のようになっています。
僕は定跡書の章ごとにファイルを分け、下の画像のようにファイル名を付けて保存しています。
そして、定跡書ごとにフォルダを分け、下の画像のように整理しています。
これはあくまで一例ですが、ともかくKifu for Windowsはとても便利です。
ただし、画面上で駒が動くのを見ているだけでは、内容が記憶に残りにくいと言われています。
なので、特にしっかり覚えたい定跡については、あえて盤と駒を使って並べることをおすすめします。
参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
また次の記事も読んでもらえるとうれしいです。