別居につき、40代からバイトを始めるの巻
そして一気に結婚6年目に話は飛ぶのだけど
デイビットが70歳の誕生日を迎える年、後から思うと
男の人の更年期だったのかぁと思うんだけど、、、
それまでも何度も私たちの間で喧嘩の原因になってたスキンシップとかセックスレスとかそういうのが大きなトリガーとなって現れ始めた。
ここでは詳しく書かないけど、
デイビットから「好きだけど、愛しているから一緒にいるのが辛い(日本語だと愛してるが重いのはなぜ)。leave me alone」的なことを言われ、私はそれを承諾して家を出た。
周りからは私がデイビットに嫌気がさして出ていったと思われてるみたいだけど(笑、まぁどちらでもいい。
友達がシェアハウスをしていたので、初めての海外一人暮らし&シェアハウスだし知り合いのところがいいかな、と思って決めた。
それに伴い、バイトも始めた。
出ていって欲しいと言われたのに、なんで私が色々始めなきゃいけないんだろと思ったけど、この機会に働いてみるのもいいかなって思って始めてみた。結婚生活で稼いでないってことで遠慮してたところもあるし、多少自立をした方が対等になれることもあるかもしれない。
自立と言っても全て一人で賄ったわけではない。サポートはしてもらっていた。
カフェのバイト経験はあるから(アメリカでは少しでも有利なことは何年前のことでもresumeに書く!らしい)カフェでバイトを始めた。
何かを始めるのに年齢は関係ないと思っている。
しかし、覚えるのと慣れるのと、体力回復は時間がかかる(笑涙
だからやりたいことは早い方がいいのかもしれない。
シェアハウスとバイト生活を自分なりに楽しんでいたつもりだったけど
カラダとココロはバラバラで、正直にサインを出してきた。口の中が口内炎だらけになったり、蕁麻疹がでたり、、、だいぶ来てた。
ハワイの朝は早い。
ワイキキ勤務だと朝の4時半に家を出てた。
そしてハワイアンタイムとかあるからのんびりしてるのかと思いきや、お客さまを待たせない精神があって、私はとにかく遅いと言われていた
"saki, can you do more faster??"
だけど、いつ頃からだろうか、速さを求められることはなくなり、むしろシフトもたくさん入れてくれたり、一緒に働きたいと言ってくれたり、地道にできることをひたすらやっていたら、できるようになっていて、頼られる存在になっていた。
彼女・彼等をみて、一番驚いたのが、マルチタスクができること。
アメリカ人てそういうの苦手だろうと勝手に思っていたんだけど、私と一緒に働いてくれた子たちはみんな頭の回転が早くて、そして優しかった。
飲食業あるあるなのか、アジア系の子が多く、みんな働き者だし、一緒に働いていて楽しかった。
どうやったら楽しく働けるか、それを考えている感じだったし、お客さま大優先!の日本の感じとは違くて私はハワイのカフェ空間が好きになった。
慣れるまでは必死だったけど、ローカルの子たちと一緒に働けて幸せだったなと思う。この体験をするための時間だったんだと思う。
「私のお母さんと同い年だ」ていう子もいる中で働いてたけど、私たちの間に年齢は関係なかったと思ってる。
チャンスを与えてくれて、ありがとう
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