キッチンからはじまる家族の絆〜コウケンテツさん講演会（２）

こんにちは。ヨガインストラクターのさきです。
今回、コンケンテツ氏の食育講演会のレポをお送りしています（前回のつづきです。くわしくは、前のnoteをご覧になってみてくださいね☻）

コウケンテツ氏は、TVや雑誌、講演会など多方面で活躍中の料理研究家。爽やかなイケメンぶりでメディアでも人気ですね！お母さま李映林さんも料理研究家で母から受け継いだ韓国の味に加え、和食、イタリアン、エスニック料理と幅広いジャンルに精通。ひとさじ韓国料理のエッセンスを取り入れたヘルシーレシピを紹介されています。
現在は、マネージャーをされてた方と結婚し、家事や育児、マネージメント業務を一手に担う奥さまと２人３脚のイクメンパパとしてメディアでもおなじみに（１男２女のパパ）

コウケンテツ氏は、子どもたちの離乳食や子どもたちの喜ぶメニューにも力を注ぎ、自身もおやつや弁当をつくることが多い。

そりゃあ〜そうですよね！
わたしも、ひとくち食べてみたいです⤴⤴😋

しかし、、長男くんは、そんな離乳食をいっさい口にしないそう！野菜レシピは小学生になった今でもほとんど口にしないという徹底ぶり😂

そこで、助かっているのが、給食の存在✨
コウケンテツ氏は、ここでひとこと。。

給食万歳！
好ききらい上等！(^^)

と...。教室でクラスメートとなかよく食べると、美味しく笑顔で完食して帰ってくるのだとか。
子どもたちも、「社会的立場」となると、家で食べれないものも食べれる、という驚愕の事実👀
感謝してもし尽くせないほど、給食の関係者の方へありがたいキモチでいっぱいなのだとか。（レシピ教えていただくこともあるそう😆）

そして、

口👄は、命を守るための最終防御壁！

とも。。
どういうことかというと、、

人間には、本来、苦味や酸味を腐敗した味

と認識する本能があり、
舌にある味を感じる味蕾の数が
子どもたちは、大人の約３倍もあり
とても敏感なのだとか。

だから、子どもたちに、ぜんぶ食べなさい！！！
とムリに叱りつけて食べさせる必要はぜんぜんないとのこと。

ほかに面白かったのが、

コウケンテツ氏が活躍しだした頃の
☝上のキャッチフレーズ☝

人が幸せになるのは
ごはんを作ればいいと
僕は思う

というこのコトバ。。。

ぜんぜん、今になってみると、「これだけでは、幸せにはなれない」と、断言されてました（笑）

一昨年、夏に３人目が生まれると、やることが多すぎて完全にキャパオーバー。まったく余裕がなくなってしまったそうです。

奥さんを見ていると、一日として休めない状況。料理研究家として、五味５色のバランスのよい料理を心がけたいけれど、ここまでくると、とてもじゃないけど、破たん寸前☆とのこと。もっと、男性が家事と育児に参加して、パートナーを支える世の中にならなきゃダメだって熱弁されてました。

また、世界40カ国を旅し、いろんな一般家庭の食卓を見せていただくなかで、いかに日本や、韓国の女性がまめに料理に時間を費やしているかを知ったそう。

日本や、韓国の女性は義務感や責任感が強すぎる。同じようなものばかり、かんたんに食べている諸外国の方々のように、おおらかに。

自分自身がまず楽しめるように。
自分自身が幸せにならないと！

と、力説されていましたよ〜♫

北欧の食卓では、しょっちゅう客が集まり、ホームパーティーが繰り広げられるが、出てくるのは、大皿に骨つき肉にフルーツにパンにワインと
いたって簡単！

それでも、素敵なインテリアに、素敵なテーブルウエアに最高の笑顔で彼らはシアワセそうに...

Det var hyggelig♪
ヒュッゲだったね！

といいあうのだそう。

彼らがいちばん大切にしているのは、
人と人とのふれあいから生まれる
温かな居心地のよさ

何を食べるのかではなく、
誰とどんな風に食べるか

を大切にしていることが、わかったのだとか。

フランスの女性実業家の方も
毎朝、バゲットとコーヒーだけのかんたんな朝ごはんで済ませるそう。

なぜ、あなたは、家事をかんたんにするのか?
たずねてみたところ、出た答えがとてもふるっていたそう。。

「わたし自身がサンシャインでいるためよ🌞」

このセリフで、価値観がガラリと変わったと
コウケンテツ氏はさわやかな笑顔で語ってくださいました。

家族が、社会がシアワセになるには
まずは、自分自身が、シアワセにならないと

ってことですよね?! (｡•̀ᴗ-)✧

このキャッチフレーズは、さいきんずっとわたし自身が、感じてきていること。
まさか、講演会で、コウケンテツさんに
おんなじ言葉をいわれるとは思っても見ませんでした😆😆😆

コウケンテツさん！お会いしてみると、ちょっと会ったことがないレベルの透明感のあるオーラをもった方♡

トークもわかりやすく、さわやかで、食育に力を入れている熱意と子どもたちへの愛情もしっかり伝わってきて、とにかく90分で完全に癒されている自分を感じました。

観客も、激しくうなずいてる方。ニコニコ微笑んでいる方。質問コーナーで、コウさんの多忙ぶりを心配している母目線の方がいたりと、ハートを射抜かれていることが伝わってくる素敵な講演会になりました！

日韓は、今、いろいろ心配なことが多いですが、コウさんのように、皆が素直に耳を傾けたくなるようなキーパーソンが中心になり、お互いの国のことをじっくり話し合い、耳を傾け合えば、平和は保たれるのではないのかな?!と思わされる一日でした☻