会話サバイバル!?フランスでやってはいけない日本の常識って?
パリでのメディア編集長のSAKI(@SakiParist)です。
フランスに来てからじわじわと気づいたおかしなことってありまして、日本では常識だけど、ここではやってはいけないことって結構あるんです。
全部集めると到底1記事に収まらないんですが、フランスではかなり頻繁にあるホームパーティー編ということで絞って、ちょっと4つ挙げてみます。
約束の時間より早く行く
日本では約束の時間の5分・10分とか前に行くのがいいと言われてますよね。
フランスだったら、時間より早く来たら「は、早いな」って感じです。
だってまだパーティーの準備してるかもしれないし、シャワー浴びてるかもしれないから。
7時集合と言われたら7時10分が一番いい。7時15分もまあまあOK。7時5分はちょっと早いな、って感じだそうです。
仲良い友達とのパーティーだったら、30分・1時間遅れる人もけっこういます。(私とか)
お呼ばれした側なのに手伝う
お呼ばれされて料理まで振る舞ってもらったら、「何か手伝わなきゃ」「お皿運ばなきゃ」「片付け手伝わなきゃ」って思いませんか?」これフランスでは NG だそうです。
日本だったら何か手伝ったら一緒にパーティーをやってる感があって連帯感があってなんかいいですよね。
そんな感覚で最初はじっと座っているとそわそわしたもんですが、フランスでは人の台所に行って料理をしたり、お皿を運んだり片付けたりするっていうのはほぼ見かけません。
アジア人同士の友達とのパーティーだったら結構みんなで一緒に作ったり、片付けたりって感じなんですけどね。
相槌を打って相手の話をしっかり聞く
これは NG っていうわけではないのですが、やってしまうとパーティーの会話に一生入れないという注意喚起のようなものです。(笑)
私は、今まで数十年生きてきた中で学んだこととして、会話をする時は相手の話をしっかり聞いて相槌を打ち、それから返事だったり、自分の話をし始めるのが良いと思っていました。
でもそれをフランスでやると、フランス人たちとの会話には一生入れません。(笑)
みんなの会話を聞きながらも、1秒でも隙があると自分の話を始めるか、返事をしてついでに自分の話を始めないと会話に入れません。
余裕で6時間ぐらい過ぎます。そして会話に入れないと、みんなに「人に興味がない人」「この時間が楽しくない人」とも捉えかねられないので隙間を見つけてすぐ喋りだす。が鉄則だと学んでいます。会話、サバイバルです。
「ごめん」と言い過ぎる
日本人の「ごめん」は謝罪の他に「気遣い」「感謝」の意味が入ってるなぁって思います。
フランスではその意味合いはなく、本当にミスをした時にのみごめんって言う感じなので、「お皿とってもらってごめんね」とか「呼んでもらって料理もたくさん作ってもらってるのに何もしなくてごめんね」など言わない方がいいです。
言うなら「ありがとう!」で。でもありがとうもあまりにも言いすぎると他人行儀な感じになります。
日本の常識は海外の非常識。自分の常識は相手の非常識とはよく言ったもんですね。
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