1-2 All of you
『ジャズ詩大全1』の中から今日は2曲目のこちらの曲です!
"All of me"とタイトルが似ているので二度見しました(笑)
All of you
1954
作詞・曲:Cole Porter
1955年のミュージカル【Silk stockings】に書いたもので、Don Amecheが歌ったそうです。
Don Amecheバージョンは男性キーなので、練習するときはElla Fitzgeraldバージョンを聴いて練習したいなぁと思いました♪
【ウクレレコード】
Sonny Clarkのピアノバージョンもいいなぁ♪
これ聴きながらコーヒーかお酒飲みたい。
洋楽が好きな友人とこの歌詞の話をしていて、友人は昔から様々な歌詞の対訳を見てきた中で「操る」と言う言葉が出てくると、いつも少し違和感を感じていたそうです。その部分だけ浮いているように見えるそう。
私は最初そこまで何も感じていなかったのですが、確かに「操る」という言葉は、少しネガティブに聞こえるかもしれません。人間に対して使う言葉というよりも、物とか機械に対して使う言葉だったり、人に対して使ってしまうと洗脳やDV的な印象を与えることになるのかなぁと思いました。controlの他の訳を見ても「支配する」とか「管理する」とかで、それに比べたら「操る」が一番マシにも感じますが…。「操る」という言葉を省いてしまって「思うようにできたらどんなにか素敵だろう」でも自然でおかしくはないよなぁと思いました。
この友人が感じる「違和感を感じる力」が私は弱いなと翻訳していて思います。自分が訳した後に、その違和感を感じることができればもっと良い訳を探せるだろうと思います。少しずつ鍛えていくしかないかな!
Saki