【キャリア・健康】心と体のつながり
私の母方の祖母、83歳。
5人兄弟(確か…)の長女ということもあり、決して弱音を吐かない我慢強い女性。
そして長年洋品店で働いてたこともあり、髪型・お顔はいつも整えられ、オシャレな服を着ていた。
小さい頃は月2回くらい、私達兄弟を連れてスーパー銭湯や、その当時では頻繁に行けなかったファミレスに連れて行ってくれた。
実家の近くに住んでることもあり、とてもかわいがってくれた。
そんな祖母が5年程前に圧迫骨折を受傷。
(その時も痛みを我慢して周囲に隠して、私も気付かずに会っていた)
他にも心疾患、逆流性胃腸炎、腸閉塞、膠原病など様々な病気はあるものの、会うと元気な姿を見せてくれていた。
ただ、その頃から年々少しずつだけど下降していく変化がわかるようになってきた。
それでも今年のお正月までは普段通り髪型も整えて、素敵なお洋服も着て、「お腹冷やさないようにね」と自分よりも我々の心配をする発言をしていた。
そしてこのゴールデンウィークに祖父母に会ってきた。
母から「ひいばあ、だいぶ辛いみたい」とは聞いていたけどまさかここまでとは…。
「今まで寝てました」というのがありありとわかる逆立ちした髪型。
目にも覇気がない。
「ひ孫達の成長をもっと見たいけどもう長くないかもしれない…」と弱気な発言。
正直、目をそむけたくなる状態で
というよりそむけていた。
理学療法士という仕事をしていて、訪問リハビリで日々同じような利用者さんに対して仕事をしているのに、大して話も出来なかった。
いつも凛とした姿のおばあちゃんが変わり果てたショックと、身近な人の『死』に対する恐怖からかもしれない。
少し時間が経った今、私に出来ることを考え中。
ひ孫達を中心としたアルバムを作って、合間に極々簡単な体操を忍ばせようかなと。
そして次回会った時に方法やマインドを伝える。
なるべく早く行こう。
今まで頑張ってきた祖母に伝えたい。
周りの人に頼ることは悪いことじゃない。
一人で食事が出来る。トイレに行ける。
出来なくなったことよりも、出来ることを数えられるように。
そして私のこれからについても考えが及ぶ。
加齢に伴う体の機能維持はもちろんだけど、その前提にマインドが大事なのでは??
『行きたい。やりたい』気持ちが強い人はどんな手段だって叶えようとすると思う。
(他者に頼る、道具など)
祖母を通して、やはり私はそのマインドを歳を重ねても自分は持っていたいし、伝えていきたいんだと再認識した。
『ヨガとは、心をベストな状態へと導くテクニックの総称』
ベストな状態とは、穏やかでもあり、活力に満ちてイキイキとしていること。
心と体のつながりを利用して、間接的に心を調整する。そのツールとして、ヨガが役立つ。
【The yogis magazine vol.1より】
受けてみたい講座の日程はスケジュールに反映済。
あとは申し込んで、行くだけ。
職場でも自分の思いを伝えた。
そしたら少し話が進みそうな兆し。
これから形に出来るのか提案していくところ。
ちょっと急に歯車が動き出しそうな感覚がある。
種まきしつつ、波が来た時に一歩踏み出すんだぞ、自分!!
物事に失敗なんてない。
失敗というのは他人軸の評価だ。
その経験を後から振り返ったら「あの時に、あそこで頑張ったから」と思って、点と点が線につながるはず。
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