おむつダンボール箱の芸術的リメイク
赤ちゃんが生まれて間もない頃、たどたどしくオムツ交換をしていた私を見た助産師さんが、
「これから 5000 枚ぐらい替えるから、大丈夫よ」
と励まして下さったことを思い出す。
その言葉どおり、今ではオムツを箱買いすることもあり、そのダンボール箱が積み重なってゆく。
そんなおむつダンボール箱を使って、昨日、おままごとのキッチンを作った。
材料は、おむつダンボール箱 2 つ、お菓子の空き箱 1 つ、トイレットペーパーの芯のみ。制作時間は 20 分ほど、制作費は 0 円だ。
好みで 100 均の木目シールなどを貼ると、こうなる。
2 歳の娘が好きそうな雰囲気になった。
小さい頃から物づくりが好きで、近所のスーパーから不要になったダンボールをもらってきては、自動販売機などをよく作っていた。
娘たちが生まれて、おもちゃはもちろん買うけれど、作れるものや、今あるもので楽しめるときは、創造して遊ぶことを大切にしている。
創造する過程そのものが遊びになるし、いま手元にあるものをどう生かすかを考えるのは、想像力を育み、楽しい。
凝りだしたら、いくらでも複雑な作品にできるけれど、これくらいのゆるいクオリティなら、 2 歳 & 0 歳の娘たちにとっても手軽な遊びだ。
このキッチン、娘たちのツボにはまってくれた。
ひたすら水道で手を洗って喜び、包丁で野菜を切って喜び、下の棚に野菜を入れて喜び…。
そんな二人なかよく大喜びな様子を見ていると、むしろ私が、おむつダンボール箱から幸せをもらった。
今朝も起きてすぐ、「おとうさん、みて、キッチン、すごいよ!いこ!」と誘っていた。
父が娘に手を引かれてキッチンにいざなわれる光景に、頰がゆるんだ。
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制作過程は、以下のとおりです。
材料
・おむつ段ボール (2 箱)、お菓子の空き箱 (1 箱)、トイレットペーパーの芯 (1 つ)
・(好みで) 100 均の木目シールなど
1. おむつダンボール箱を2つ重ねるとこういう感じになる。
2. 上段の前面をとっぱらって、2つのダンボールをガムテープで止める。
3. 角を丸くしたり、屋根っぽくすると、おしゃれ。
4. お菓子箱とトイレットペーパーの芯を置くとこんな感じ。
5. お菓子箱に沿って、段ボールに穴を開け、そこにひらいたお菓子箱を差し込んで固定する。水道もなんとなくこんな感じで作る。
6. このおむつダンボールには、もともとこんな円形のパーツが付いているので、これをくり抜いて、コンロにする。なければ、余っている段ボールで円形を作る。
7. 本体にコンロをくっつけ、余った段ボールで小さな棚などを作る。下段の段ボールにドア型に切り込みを入れると、下段が物入れになって、大容量収納が可能。
最後に、好みで木目シートなどを貼れば、完成。
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(余談)
おむつは、パッケージを中央で開封すると、自立し、おむつ入れへの収納も便利だ。
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