仕事と家庭のはざまで、育休 1 年がくれたもの
陽だまりのようだった育休 1 年。
この 1 年が、私の人生にあった意味が、ようやくわかったかもしれない。
この 1 年、育休という日々を過ごしてきて、そして、これから仕事復帰というはざまに立って。
心を豊かにするために、生きているのかもしれない
という気付きが、ふと、舞い降りた。
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この 1 年、いつもは素通りする心や感情を、丁寧に拾い、言葉にしてきた。
やらなければならない仕事に追われていた日々の、せわしさから、ふっと、切り取られたような、この 1 年は、